みゆは落とし物名たんてい!【中学年~ 係活動の話】

『みゆは落とし物たんてい!』紹介 20分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住のシンママ(2025年に離婚)
・二児の母(2013年生 男・2016年生 男)
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う(10年以上)

20分で読む 中学年~ 〈係活動について知りたい人におすすめ〉の児童書を紹介します。

この作品は愛知県刈谷市で行なわれている『第6回森三郎童話賞』の最優秀賞作品です。市販本ではないので、全国の図書館で貸し出し可能となっています。大阪市の図書館にもありました!

刈谷市中央図書館2階事務室にて1冊700円で販売しているそうです。

希望した係になれなかった 小学3年生の みゆ と 凛ちゃん。係活動を楽しむために、落とし物係になったみゆは〈落とし物名探偵〉、掲示係になった凛ちゃんは〈刑事〉になったつもりで楽しみながら係活動を楽しむ物語です。

本をおすすめしたい方

  • 係活動を楽しみたい お子さん
  • 悩みを解決する力をつけたい お子さん
  • 人を思いやる気持ちを持ってほしい おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめ対象年齢(読み聞かせ)1年生~
(一人読み)3年生~
ふりがなすべての漢字にルビが振られています。
文字の大きさ約4㎜
ページ数64ページ
読み聞かせ時間約20分(人により前後します)
ジャンル児童書(約3分の1のページに挿絵あり)
キーワード小学3年生 ナゾトキ 係活動
花田しゅー子さんのページhttps://novel.daysneo.com/author/garakasa/
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

みゆは3年2組の落とし物係です。教室に落ちている落とし物を見つけたら、落とし物ボックスに入れる係です。そして、帰りの会でひとつずつ取り出して、「これはだれのですか」とみんなに聞きます。

みゆが 凛ちゃんに「係って、すきなことじゃないとつまらないよね」と言うと、凛ちゃんは掲示係が楽しくなってきたといいます。刑事さんみたいでかっこいいって。落とし物係は〈名探偵〉になればいいと提案してくれました。

そうして、みゆは落とし物名探偵として活動するようになりました。

みゆは 落とし物のナゾを解決して、困った友だちを助けてあげることができるのでしょうか?

おすすめポイント

係活動を楽しむ姿が描かれています。昔と違って、今は係活動が自由になってきましたよね。「お笑い係」とか昔ではありえません。好きな係を作ったり、一人で活動したりもしています。

「嫌なことも楽しんだ者勝ち」と教えてくれます。

探偵のようにナゾを追いかけるみゆと凛ちゃんの姿が楽しい作品です。

作者紹介

作者:花田 しゅー子 さん

1986年生まれ。岐阜県出身。愛知淑徳大学で児童文学について学ばれました。「ネツキツネ」で《第50回岐阜市文芸祭》児童文学部門の市教育会賞を受賞。子育て中の主婦だそうです。

絵:ドーリー

1986年、大阪生まれ。京都精華大学卒業。イラスト、マンガ、切り絵などの制作で活躍中。サトシンさんとタッグを組んで楽しい作品を刊行されています。わが家では『ま、いっか!』が大人気でした。

歴代 〈森三郎童話賞〉 受賞作品

  • 第1回 『きつねのおまもり』(作:大谷千晴)
  • 第2回 『いっちゃんのケータイ』(作:前野章)
  • 第3回 『そら色のピラミッド』(作:飯田一郎)
  • 第4回 『ぼくとお兄ちゃんのビックリ大作戦』(作:まつ みりゅう)
  • 第5回 『カエルのメロン』(作:鬼村 テコ)
  • 第6回 『みゆは落とし物名たんてい!』(作:花田 しゅー子)
  • 第7回 『民謡ガール』(作:ツキノ マコト)

本を読んで、ひとこと

どうせやるなら、楽しもう!

以上、『みゆは落とし物名たんてい!』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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