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こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。
この記事を書いたのは!
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。
今回は、ケーキ屋さんをしている トマトちゃんのおじさんが、大人気のショートケーキを売らず、夜中にどこかに持っていく謎を追うおはなし『キャベたまたんてい しにがみのショートケーキ』を紹介します。
本をおすすめしたい方
- お菓子が好きな お子さん
- 想像力をふくらませて欲しい お子さん
- 間違い探しが好きな お子さん
本の難易度
当サイトおすすめの 対象年齢 | (読み聞かせ)年長さんくらい~ (一人読み)1年生くらい~ |
文字の種類 | ひらがな・カタカナ・漢字(漢数字以外の漢字にルビが振られています。) |
文字のサイズ | 約6mm |
ページ数 | 96ページ |
読み聞かせ時間 | 約20分(人により前後します) |
ジャンル | 幼年童話(すべてのページに挿絵あり) |
キーワード | 探偵 死神 タヌキ ケーキ屋さん |
出版社の紹介ページ | https://www.kinnohoshi.co.jp/search/info.php?isbn=9784323020198 |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
子どもウケ | ★★★★★ |
あらすじ
トマトちゃんのおじさんとおばさんは、いちご通りでケーキ屋さんをしています。ショートケーキが人気で、店の前に行列ができるほどでした。
しかし、1週間前から おじさんは ショートケーキを売らなくなりました。夜9時ごろから30個ほど作り、どこかに配達に行きます。わけを聞くと、これをしないと大変になる、というばかりだというのです。そこで、おじさんが どうして そんなことをするのか、キャベたま探偵に突きとめて欲しいと言いました。
キャベたま探偵は、真相を見つけることができるのでしょうか?
どんでん返しな結末が楽しめますよ。
本のたのしみ方
今回は「死神」の話が出てきます。死神とは、大き分けて2つの役割があります。
①人を死に誘う、人に死ぬ気を起させる神 ②人が死んだとき あの世まで連れていく
「死神ってほんとうにいるのかな?」「どんな役割をするのかな?」と一緒に考えながら、読み進めるといいかもしれません。
「死神が枕元にいれば助からない。足元にいれば助かる。呪文を言えば死神も消える。」というのは、日本の古典落語「死神」で出てきます。グリム童話「死神の名付け親」またはイタリアのオペラ「クリスピーノと代母」を元に翻案されたものであると考えられています。
巻頭・巻末では、「犯人さがし」「絵捜し」などが楽しめます。
作者紹介
作者 三田村 信行(みたむら のぶゆき)さん
1939年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。作品に、以下などがあります。わが家では、「きつねのかぎや」シリーズや、「ふしぎ町のふしぎレストラン」シリーズが人気です。
低学年向け作品
- 「ふしぎ町のふしぎレストラン」シリーズ
- れいかいホテルはいつもまんいん さいごのさいごのなかなおり
- 「めいたんていポアロン」シリーズ
- 「キツネのかぎや」シリーズ
- 「名探偵シャーロック・ホームズボン」シリーズ
高学年向け作品
- 「ホラー・クリッパー」シリーズ
- 「妖怪道中三国志」シリーズ
- 「妖怪道中膝栗毛」シリーズ
絵 宮本 えつよし(みやもと えつよし)さん
1954年、大阪生まれ。挿絵作品に、以下などがあります。わが家でも、「おばけずかん」シリーズ人気でした。中学年向けにも発売されるといいですね。
低学年向け 作品
- 「おばけずかん」シリーズ
高学年向け 作品
- 「おばけずかん ハイ!」シリーズ
シリーズ一覧
「キャベたまたんてい」シリーズは現在26冊刊行されています。(2024年7月現在)
- なぞのゆうかいじけん
- 空とぶハンバーガーじけん
- ぎょうれつラーメンのひみつ
- しにがみのショートケーキ
- びっくりかいてんずし
- かいとうセロリとうじょう
- ピラミッドのなぞ
- 100おく円のたからさがし
- ハラハラさばくの大レース
- きえたキャベたまひめのひみつ
- タコヤキオリンピック
- ほねほねきょうりゅうのなぞ
- ミステリーれっしゃをおえ!
- ゆうれいかいぞくの地図
- きけんなドラゴンたいじ
- きょうふのおばけやしき
- ちんぼつ船のひみつ
- からくりにんじゃやしきのなぞ
- きょうりゅう島でききいっぱつ
- 大ピンチ! ミクロのぼうけん
- じごくツアーへ ごしょうたい
- こふん時代へタイムスリップ
- まものの森からSOS!
- おとぎ世界でじけんはっせい!?
- とうめいにんげんをつかまえろ!
- てんぐ山で七ふしぎ
死神を題材にした本
保護者に読んでほしい本
不慮の事故・事件などで亡くなる予定の人の近くで生活し、死ぬことを「可」か「見送り」か調査して判断する死神のおはなしです。
死神が「犬」の姿で人間界に派遣され、霊が成仏するのを助けるおはなしです。
以上、『キャベたまたんてい しにがみのショートケーキ』の紹介でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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