【15分で読む テストの本】0てんにかんぱい!

『0てんにかんぱい!』紹介 10分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。子どもが1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上読破。

テストで0点を取ったことはありますか?私自身は取ったことはありませんが、次男が1年生のとき、たまに0点を取ってました。驚きすぎて、爆笑してしまいました。漢字の特訓をしたのは言うまでもありませんが…

今回は、算数のテストで61点を取ってしまった哲男てつおが、途方に暮れる中、植木屋さんのおじさんに相談するはなし『0てんにかんぱい!』を紹介します。

本をおすすめしたい方

  • 友だちの話を読みたい お子さん
  • 勉強に悩んでいる お子さん
  • リズムのいい話を探している おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)年長さんくらい~
(一人読み)1年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字(すべての漢字にルビが振られています。)
文字の大きさ約4㎜
ページ数96ページ
ジャンル児童書(3分の1のページに挿絵があります)
キーワード小学3年生 テスト 植木屋 学校 友だち 漢字
出版社の紹介ページhttps://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494020324
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

小学3年生の哲男くんは、算数のテストで61点を取ってしまいました。お母さんは80点以上を取らないとガミガミ怒ります。友だちのあきらくんは、国語のテストで20点を取ってしまいました。お母さんが怒るのが頭に浮かんで、川に流そうとしました。ところが、ふたりが相談した植木屋のおじさんは、話を聞いてくれ、優しい言葉をかけてくれました。そして、勉強するのではなく、漢字の遊び方を教えてくれます。二人は、元気を取り戻すことができるのでしょうか?

優しくて元気をくれるおはなしです。

作中で、漢字の足し算・引き算をして遊ぶシーンが出てきます。漢字カルタ。自作してもいいですね。

作者紹介

作者は、宮川 ひろ(みやがわ ひろ)さんです。1923年生まれ、2018年没。群馬県出身。東京の金華学園教員養成所を卒業後、公立小学校教員をされていました。

作品に、「かんぱい!」シリーズ、『さくらの下のさくらのクラス』『りんごひろいきょうそう』『「おめでとう」をいっぱい』『しっぱいのれんしゅう』などがあります。

絵は、小泉 るみ子(こいずみ るみこ)さんです。挿絵作品に、『ムカッ やきもちやいた』『きょうはやきにく』『みてろよ!父ちゃん!!』『七夕の月』『イチゴがいっぱい』などがあります。

シリーズ一覧

「かんぱい!」シリーズは10冊刊行されています。(2024年9月現在)

  1. しっぱいに かんぱい!
  2. うそつきに かんぱい!
  3. ずるやすみに かんぱい!
  4. わすれんぼうに かんぱい!
  5. けんかに かんぱい!
  6. 0てんに かんぱい!
  7. ひいきに かんぱい!
  8. ないしょに かんぱい!
  9. あまのじゃくに かんぱい!
  10. なきむしに かんぱい!

本を読んでひとこと

0点を取ることは、悪いことではない。
間違ったところを、復習する方がずっと大事。

以上、『0てんに かんぱい!』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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