ツクルとひみつの改造ボット2【中学年~ SF児童書】

『ツクルとひみつの改造ボット2』紹介 児童書

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こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住のシンママ(2025年に離婚)
・二児の母(2013年生 男・2016年生 男)
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う(10年以上)

40分で読む 中学年~ SF児童書を紹介します。

発明家希望の小学4年生のツクルと、情報屋をしている親友のトミーが、身近にある機械が急に意思を持って話しだす〈改造ボット〉を作る 謎のエンジニアを探すおはなしシリーズです。

第2弾の本作では、ドライヤー、信号、自動販売機の〈改造ボット〉が登場します。

個性豊かなしゃべる機械たちと子供たちとの交流が描かれていますよ。

本をおすすめしたい方

  • SF好きな お子さん
  • ミステリーが好きな お子さん
  • 正義感を持ってほしい おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめ対象年齢(読み聞かせ)1年生~
(一人読み)3年生~
ふりがなすべての漢字にルビが振られています。
文字の大きさ約4㎜
ページ数128ページ
読み聞かせ時間約40分(人により前後します)
ジャンル児童書(約4分の1のページに挿絵あり)
キーワード小学4年生 ナゾトキ 信号 ドライヤー エレベーター
出版社の紹介ページhttps://www.iwasakishoten.co.jp/book/b10095128.html
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

小学4年生のツクルは、小学2年生のときにエジソンの伝記を読んで以来、発明家を目指しています。

この町には なぞのエンジニア コーディがいて、機械をしゃべれるように改造していると分かりました。ツクルは しゃべれる機械を〈改造ボット〉と呼んで、町中に住む〈改造ボット〉を探していました。

いつも自称 情報屋の親友トミーから、改造ボットの情報を買っていましたが、トミーがどうやって〈改造ボット〉の情報を得ているのか気になりはじめ、GPSを忍び入れることにしました。

一方、エレベーターのペーターから、「黒いボストンバッグをもった男」に気をつけるように注意されました。

ツクルはトミーの情報源を突き止めることができるのでしょうか?
「黒いボストンバッグをもった男」の正体は?

おすすめポイント

子どもたちとキカイの交流が描かれています。きちんと名前と意志を持っていて、優しくて賢いキカイたち。会ってみたいですね。

探偵のように探し回るツクルと一緒に、ナゾを追いかけるのが楽しい作品です。

今回も不審者と対峙するシーンがあります。臨場感あふれる作品です。

作者紹介

作者:辻 貴司(つじたかし)さん

1977年生まれ。京都育ち。神奈川県在住。神奈川大学卒業。2016年『透明犬メイ』で第33回福島正実記念SF童話賞受賞。小学生向け作品に、以下のものがあります。

低学年向け

  • ちょいこわ ちょびっとこわーいはなし トイレのブリトニー
  • よふかし しようかい

中学年向け

  • 透明犬メイ
  • 「ツクルとひみつの改造ボット」シリーズ

絵:TAKA(たか)さん

大阪府茨木市在中。イラストレーター。2013年「視えるがうつる! ? 地霊町ふしぎ探偵団」シリーズにてデビュー。「七不思議神社」シリーズなど児童書や中学生高校生向け書籍や雑誌、新聞などのイラストを数多く手がけています。

高学年向け

  • 「七不思議神社」シリーズ(作:緑川 聖司)
  • 未読のメッセージがあります(作:黒 史郎)
  • 疾風ロンド(作:東野圭吾)
  • 「ゼツメッシュ!」シリーズ(作:百舌 涼一)
  • Light Brown ぼくの町の妖怪(作:野泉 マヤ)

シリーズ一覧

「ツクルとひみつの改造ボット」シリーズは、3作刊行されています。

心に残ったことば

自分で作った発明品が、初めて町の平和に役立って うれしかった。

本を読んで、ひとこと

誰かの幸せを願って、行動したい!

以上、『ツクルとひみつの改造ボット2』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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