【15分で読む子どもの本】びりっけつのビッケ

『びりっけつのビッケ』紹介 10分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上、累計100冊以上読破。

死神って、怖いですよね。想像の中の死神は、真っ黒な服を着て、鋭い冷淡な目をしている…

今回は、悪魔だけど人がよくて、値打ちのある魂を集めることができない『びりっけつのビッケ』を紹介します。

本をおすすめしたい方

  • おばけの話が好きな お子さん
  • 優しい心を育ててほしい おやごさん
  • 個性を大切にしてもらいたい おやごさん
  • リズムがいい本を探している おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)年中さんくらい~
(一人読み)1年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字すべて出てきます。すべての漢字にルビが振られています。
ページ数46ページ
読み聞かせ時間約15分
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワード悪魔 優しい話 家族
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★☆

本のあらすじ

あるところに、とても恐がりの男がいました。男は死ぬことを恐れていました。そんな男のところに、突然現われた悪魔のビッケ。ビッケは男に「20年間望みをかなえてやるから、20年後あんたの魂を譲ってほしい」と取引を持ちかけます。男はもちろん断ります。

ある日、男の娘が病気になってしまいました。男はビッケに自分の魂と引き換えに娘を助けてほしいとお願いします。娘の命は助かるのでしょうか?

おすすめポイント

悪魔のビッケは優しい心を持っているあまり、悪魔の世界では落第生のレッテルを張られてしまいます。

自分の属する世界のために貢献することは大切だけど、優しい心を持ち続けることも大切だと伝えてくれています。優しい悪魔の行動に、心が温まるお話です。

作者紹介

作者は、山口 理(やまぐち さとし)さんです。1953年東京都生まれ。法政大学を卒業後、小学校教員をされていました。怖い話をたくさん発表されています。

わが家では、『妖怪たぬきポンチキン』シリーズが人気です。

イラストは、矢島 真澄(やじま ますみ)さんです。1952年生まれ。東京都出身。フリーランスのイラストレーターをされています。絵本、児童書、挿絵等の仕事を手掛けています。

以上、『びりっけつのビッケ』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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