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こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。
この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上読破。
うちの子は昨年から最強王図鑑にはまっています。神話にも興味を持ち出し、神様について調べています。
今回は、現存最古の歴史書『古事記』を子供向けにリライトされた『古事記 日本の神さまの物語』を紹介します。
本をおすすめしたい方
- 歴史が好きな お子さん
- 神話に興味がある お子さん
- 名作を読ませたいと思っている親御さん
- 活字が苦手な 大人の方
本の難易度
当サイトおすすめの対象年齢 | 小学3年生くらい~ |
文字 | ひらがな・カタカナ・漢字(すべての漢字にルビが振られています。) |
ページ数 | 154ページ |
読み聞かせ時間 | 約80分(人により前後します。) |
ジャンル | 児童書 |
構成 | プロローグ・9話・エピローグ |
キーワード | 歴史 古事記 神様 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
子どもウケ | ★★☆☆☆(内容が難しいので、好みが分かれます) |
本の内容
稗田阿礼と太安万侶のナビゲーションで物語がすすんでいきます。巻頭で登場人物が紹介されているので、わかりやすいです。昔の人が考えていた「日本のはじまり」のおはなしです。
- イザナギとイザナミ
- 黄泉の国
- 天の岩戸
- ヤマタノオロチ
- いなばの白うさぎ
- 根の国の物語
- 小さな神さま
- コノハナサクヤひめ
- ウミサチとヤマサチ
子どもは途中までしか読んでくれませんでした。読む人をかなり選ぶかもしれません。
私自身は古事記を初めて読んだのですが、イザナギとイザナミの日本を創造したシーンが衝撃的でした。昔の人々はおもしろい考え方をしたんですね。
作者紹介
文:那須田 淳(なすだ じゅん)さん
猫とコーヒーと散歩が好きな小説家。1995年よりドイツのベルリンに住む。『ペーターという名のオオカミ』(小峰書店・産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞を受賞)などYA向きの本を多数執筆されています。「笑い猫の5分間怪談」シリーズの責任編集をされています。
中学年 向け
- 平家物語平清盛 親衛隊長は12歳!
高学年 向け
- 妖狐ピリカ・ムー この星に生まれて
- ペーターという名のオオカミ
絵:よん さん
中学年 向け
- 「恐怖コレクター」シリーズ
- 「凸凹探偵チーム」シリーズ
シリーズ一覧
『10歳までに読みたい日本名作』シリーズは10冊刊行されています。(2024年10月現在)
- 少年探偵団 対決!怪人二十面相
- 里見八犬伝
- 東海道中膝栗毛 弥次・北のはちゃめちゃ旅歩き!
- 坊っちゃん
- 平家物語
- 銀河鉄道の夜
- 注文の多い料理店/野ばら
- 古事記 日本の神さまの物語
- 源氏物語 姫君、若紫の語るお話
- 走れメロス/くもの糸
『10歳までに読みたい世界名作』シリーズは30冊、『10歳までに読みたいミステリー』シリーズは10冊刊行されています。(2024年5月現在)『10歳までに読みたいミステリー』が特におすすめです。
おやごさんにおすすめの本
神様の世界に迷い込んでしまった谷原芽衣が、神様が宿泊する旅館で働く話『神様たちのお伊勢参り』がおすすめです。神様のために奮闘する姿は心打たれます。毎回古事記に出てくる神様が登場するので、楽しみながら古事記の知識が身につきます。
以上、『古事記 日本の神さまの物語』の紹介でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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