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こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。
\ この記事を書いたのは! /
・大阪在住の専業主婦
・二児の母(2013年生まれ 男・2016年生まれ 男)
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う(10年以上)
20分で読む!低学年~おすすめの幼年童話を紹介します。
「魔女」シリーズは、人間を悪意で混乱させようとする魔女から、モヤモヤを抱えている子どもが〈人を不幸にするお菓子〉を買って、人の気持ちを考えることになるシリーズです。
第5弾の『魔女のなみだのクッキー』は、忙しすぎて相手をしてくれないおばあちゃんに不満を持っているリコが、なみだのクッキーをおばあちゃんに持っていくおはなしです。最後に驚きの展開が待っていますよ。
\ 魔法使いがでてくる本 /
本をおすすめしたい方
- 不思議な話が好きな お子さん
- 寂しい思いをしている お子さん
本の難易度
当サイトおすすめの対象年齢 | (読み聞かせ)年長さん~ (一人読み)1年生~ |
ふりがな | すべての漢字にルビが振られています。 |
文字の大きさ | 約5㎜ |
ページ数 | 80ページ |
読み聞かせ時間 | 約20分(人により前後します) |
ジャンル | 幼年童話(すべてのページに挿絵あり) |
キーワード | 魔法使い クッキー |
出版社の紹介ページ | https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-88086-0 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
子どもウケ | ★★★★★ |
本のあらすじ
ある日曜日、道のはしっこに 〈クッキー屋〉という屋台がひとつ出ていました。屋台をやっているのは、「この町の人間たちを、なみだのクッキーで不幸にしよう」とたくらんでる魔女でした。
そこへ、リコという女の子がやってきました。「おばあちゃんはおかし屋さんを始めてから忙しくなって、リコの話を聞いてくれなくなった」と怒っています。
そこで魔女は、「なみだのクッキー」を作るように、リコにすすめました。「なみだのクッキー」は、クッキーにカラフルな粒をまぶして、怒りや悲しみなどの不幸な気持ちをこめて振るとできるクッキーです。そして、そのなみだのクッキーを食べると不幸な気持ちになり、なみだが出るというのです。
おばあちゃんのことが嫌いなわけではないリコは、少しためらいますが、なみだのクッキーを作り、おばあちゃんに渡すためおかし屋さんに向かいました。
リコとおばあちゃんはどうなってしまうのでしょうか?
おすすめポイント
大好きな人と、どうすれば一緒にいることができるか、どうやったら笑顔にできるかを考えさせられるおはなしです。
「食べた人が幸せになれますように」と願って作ったお菓子は、人を笑顔にします。そして、その笑顔は作っているおばあちゃんや手伝ったリコを笑顔にします。笑顔の循環が すばらしいですね。
作者紹介
作者:草野 あきこ(くさの あきこ) さん
1969年生まれ。福岡県在住。福岡女子短期大学音楽家卒業。朝日カルチャーセンター福岡童話教室「オルゴールの会」会員。小学生向けの作品に、以下のものがあります。
低学年向け
- 魔女ののろいアメ
- 魔女のいじわるラムネ
- 魔女のうらないグミ
- 魔女みならいのキク
- 魔女のなみだのクッキー
- ジェンと星になったテリー
- ちょいこわ ちょびっとこわーいはなし おばけの木
中学年向け
- 友だちは図書館のゆうれい
- 友だちは給食室のゆうれい
- カンタの決心 ボク盲導犬になる
- カンタの訓練 盲導犬への道
絵:ひがし ちから
1972年大分県生まれ。筑波大学芸術専門学群視覚伝達デザイン科卒業。2004年、第5回ピンポイント絵本コンペ優秀賞を受賞。
低学年向け
- 日がさ 雨がさ くもりがさ(作:佐藤 まどか)
- ぼく、ちきゅうかんさつたい(作:松本 聰美)
- 「魔女」シリーズ(作:草野 あきこ)
- 一年生なんだもん めざましくんと大とっくん!(村上 しいこ)
シリーズ一覧
「魔女」シリーズは現在 5冊 刊行されています。
本を読んで、ひとこと
お手伝いをしたら、大変さも喜びもはんぶんこ!
以上、『魔女のなみだのクッキー』の紹介でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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