【小学生におすすめ 15分で読む 児童書】しろいねこ リリー

『しろいねこ リリー』紹介 10分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いたのは!

・大阪在住の専業主婦。
・二児の母(2013年生まれ 男・2016年生まれ 男)
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う(10年以上)

今回は、家族以外には敵対心を抱いている白ねこが、死にそうになっている黒ねこの家族に出会うことで変わっていくおはなし『しろいねこ リリー』を紹介します。

直接的には触れられていませんが、保護ねこについて考えさせられる作品です。

本をおすすめしたい方

  • ねこが好きな お子さん
  • 命の大切さを知って欲しい おやごさん
  • 保護ねこについて知ってほしい おやごさん
  • 優しい物語を探している おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)年長さん~
(一人読み)1年生~
ふりがなすべての漢字にルビあり
文字の大きさ約6㎜
ページ数96ページ
読み聞かせ時間約15分
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワードねこ 家族 保護ねこ ペット
出版社の紹介ページhttps://www.kinnohoshi.co.jp/search/info.php?isbn=9784323075587
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

白ねこのリリーは、たけださんの家で大切に育てられていました。でも、家族以外の人・猫には心を許せず、外に出ることはありませんでした。

最近、ほっそりとした白いねこが通ります。気になって追いかけますが、見失ったうえ 迷子になってしまいました。

リリーはどうなってしまうのでしょうか?

おすすめポイント

小さなころのつらい経験から、バリアを張って家族以外の存在を寄せつけなかったねこが、出産したばかりの黒ねこの赤ちゃんを見て、子どものころを思い出し、一歩進むおはなしです。

トラウマを克服することは難しさ、命の大切さを教えてくれる、心温まるおはなしです。

この作品でも、よしむら めぐさんの描くねこのリリーの表情が豊かで、心動かされました。リリーの驚く顔と子猫の幸せそうな顔が印象的です。

作者紹介

作者:くさの たき(草野 たき)さん

神奈川県生まれ。実践女子短期大学卒業。小学生向けの作品に、以下のものがあります。

低学年向け

  • ふしぎなのらネコ
  • ふしぎなイヌとぼくのひみつ
  • なにがあってもずっといっしょ
  • ふしぎな いどうどうぶつえん

中学年向け

  • まほとおかしな魔法の呪文

高学年向け

  • ハッピーノート
  • 透きとおった糸をのばして
  • ハーフ
  • 教室の祭り
  • 猫の名前
  • リボン
  • ハーブガーデン
  • グッドジョブガールズ
  • またね、かならず
  • マイブラザー

絵:よしむら めぐ さん

大阪府生まれ、三重県育ち。大手前女子大学(現大手前大学)卒業。我が家では、挿絵作品の「アコちゃん」シリーズが人気でした。小学生向けの挿絵作品に、以下のものがあります。

低学年 向け

\ ねこがでてくる本はこちら! /

おやごさんに読んでほしい本

猫を処方いたします。

心の不調を抱えて病院を訪れた患者に処方するのは、本物の猫だった!? 悩みに寄り添ってくれる優しい作品です。この作品は、Audible で聴くことができます。

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本を読んで、ひとこと

ペットを飼うことは責任重大。家族として、気持ちに寄り添おう!

以上、『しろいねこ リリー』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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