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こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。
この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上読破。
今回は、順風満帆な人生を送っていた青年が、無実の罪で投獄されたお話『岩くつ王』を紹介します。『モンテ・クリスト伯』としても知られています。
1807年~1824年に起こった実在する事件から着想したお話なのだそう。また、「監獄島」は実在した施設で、階級によって待遇が違ったそうです。
本をおすすめしたい方
- 歴史が好きな お子さん
- 復讐劇を読みたい お子さん
- 冒険の話が好きな お子さん
- バトルが好きな お子さん
- 勇気を持って欲しい おやごさん
- フランスの名作を読んで欲しい おやごさん
本の難易度
当サイトおすすめの対象年齢 | (読み聞かせ)2年生くらい~ (一人読み)3年生くらい~ |
文字 | ひらがな・カタカナ・漢字(漢数字以外の漢字にルビが振られています。) |
ページ数 | 154ページ |
読み聞かせ時間 | 約80分(ゆっくり音読した時間です。人により前後します) |
ジャンル | 児童書 |
キーワード | 船長 無実の罪 神父 ナポレオン 復讐 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
子どもウケ | ★★★★★ |
あらすじ
船乗りのダンテスは、19歳。次期船長候補で結婚も決まり、順風満帆な日々を送っていました。しかし、それを妬む船員が、検事に密告状を送ります。不運が重なり、無実の罪で受刑者のみが生活する「監獄島」に収監されてしまいます。
地下牢に入れられたダンテスは、同じく地下牢に収監されていたファリア神父と出会います。博識で慈悲深く、行動力もある神父に触発され、脱獄を決意します。
14年後、決死の覚悟で脱獄に成功しました。財宝を手に入れ、復讐のための冒険が始まります。ダンテスは幸せを手に入れることができるのでしょうか?
おすすめポイント
『10歳までに読みたい世界名作』シリーズでは、読みやすくリライトされ、オールカラーで楽しめます。最初に「物語ナビ」「登場人物」を読むことで、ストーリーに入り込みやすいです。
「岩くつ王」は、登場人物が少ないので、混乱することなく読めました。不幸中の幸いで、ダンテスにはフェリス神父と出会い、生きる力を身につけます。どんなときにもあきらめない心を持ってほしいお子さんにピッタリの本です。
ダンテスの心の変化にも注目です。
シリーズ一覧
『10歳までに読みたい世界の名作』シリーズは、現在30冊刊行されています。(2024年7月現在)
購入するときや、図書館で借りるときに便利なように一覧を作りました。よければご利用ください。
小3ダイちゃんの、シリーズの中のベスト10
- 岩くつ王
- 三銃士
- 15少年漂流記
- ロビンソン・クルーソー
- ガリバー旅行記
- アルセーヌ・ルパン
- シャーロック・ホームズ
- おおかみ王ロボ
- 宝島
- トム・ソーヤの冒険
作者紹介
作者は、アレクサンドル・デュマ・ペールさん(1802年-1870年)です。パリ郊外生まれ。作品に、『アンリ三世とその宮廷』『三銃士』『王妃マルゴ』などがあります。息子は『椿姫』の作者です。
絵は、オズノユミさんです。挿絵作品に、「たったひとりのサバイバル・ゲーム! 」シリーズ、「桂太の桂馬」シリーズ、「アーティファクトコレクター」シリーズなどがあります。
脱獄を題材にした本
本を読んで「ひとこと」
あきらめずに挑戦し続ければ、道は開かれる!
以上、『岩くつ王 (10歳までに読みたい世界名作) 』シリーズの紹介でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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