『ありがとうをはんぶんこ』のあらすじ・おすすめポイント・対象年齢を紹介

『ありがとうをはんぶんこ』紹介 20分台で読む幼年童話

「たすけて」って言うのにも、勇気がいると教えてくれる『ありがとうをはんぶんこ』を紹介します。

いつも机の上がぐちゃぐちゃで、助けてあげてばかりの「あおくん」に、はじめて助けてもらった「ゆうきくん」のお話。人に頼ることの大切さや、「助けて」と言うことの勇気を優しく教えてくれる、親子で読みたい心温まる幼年童話です。

保護者の方へ:「凸凹のある生きづらさ」を大人の視点から見つめる1冊

主人公は、定年間近になって娘に指摘され、はじめて「発達障害」を疑い病院で診断を受けることになった男性。
これまでずっと生きづらさを感じつつ、人のせいにばかりして生きてきた彼が、娘の愛あるひとことで自分自身と向き合い、変わっていく姿が描かれています。

二児のシンママ、ナノハです。
月 100冊 以上×10年以上の読み聞かせ経験あり。
小学生向けの本・Audible作品を発信中。

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本をおすすめしたい方

  • 友だちの話を読みたい お子さん
  • 「助けて」と言えない お子さん
  • 友だちを思いやり、寄り添う気持ちを大切にして欲しい おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(一人読み)1年生~
ふりがなすべての漢字にルビが振られています。
ページ数80ページ
読み聞かせ時間約20分(人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワード整理整頓 交番 勇気 
出版社の紹介ページhttps://www.iwasakishoten.co.jp/book/b10171476.html
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

いつも助けてあげる側だったのに、今日だけは……?

隣の席のあおくんは整理整頓が苦手。いつも机を散らかしているあおくんを、しっかり者のゆうきくんはいつも助けてあげていました。

そんなある日の帰り道、ゆうきくんは1円玉を見つけます。交番に届けたいけれど、お巡りさんが怖くて足がすくんでしまいます。そこへ通りかかったのは、なんとあおくん。
ほっとしたのも束の間、あおくんはそのまま帰ってしまいそうです。

「ついてきて」のひとことが言えない――いつも助けているプライドが、ゆうきくんの邪魔をします。

凸凹なふたりの関係。ゆうきくんは無事に、1円玉を届けることができるのでしょうか?

おすすめポイント

自分の「苦手」を認め、「助けて」と言うための勇気
誰にでも得意なことと不得意なことがあります。自分の苦手な部分を素直に受け入れ、他人に「助けて」と伝えることは、実はとても大きな勇気が必要なのだと、優しく教えてくれます。

助けてもらった後に、素直に「ありがとう」を伝える難しさ
人に頼るだけでなく、助けてもらった後に「ありがとう」と言うのにも、また少しの勇気がいるものです。心からの感謝を言葉にする大切さに、改めて気づかされます。

凸凹なふたりが補い合い、踏み出す「新しい一歩」
完璧な人なんていないからこそ、お互いの得意と不得意の穴を補い合う。そんな関係性を通して、一回り大きく成長し、新しい一歩を踏み出したゆうきくんの姿がとても愛おしく、胸を打つ作品です。

作者紹介

作者:工藤 純子(くどう じゅんこ)さん

東京都生まれ。東京都在住。2017年に『セカイの空がみえるまち』で第3回児童ペン少年小説賞を受賞。高学年・中学生向けの作品を多数手がけられています。小学生向けの作品に、以下のものがあります。

低学年向け

中学年向け

  • 「リトル☆バレリーナ」シリーズ
  • 「プティ・パティシエール」シリーズ
  • 「恋する和パティシエール」シリーズ
  • 「ミラクル☆キッチン」シリーズ
  • はじめましてのダンネバード
  • サイコーの通知表
  • スポーツのおはなし(サーフィン) ぼくらの波を走る!

高学年向け

  • 「ゴ-スト・ファイル」シリーズ
  • あした、また学校で
  • となりの火星人
  • 「ダンシング☆ハイ」シリーズ
  • 「モーグルビート!」シリーズ

絵:まつなが もえ さん

1992年、埼玉県生まれ。学習院大学文学部卒業。絵本塾カレッジ主催第3回創作絵本コンクールにて大賞を受賞し、受賞作『はにわくん』でデビュー。絵本に、『からっぽのにくまん』、『てんぷら ぱちぱち』、『かっぱまきください!!』があります。小学生向けに、以下の作品があります。

低学年向け

  • スナックこども
  • ありがとうをはんぶんこ
  • ダメダメ小学校 友だちいないとダメですか?

本を読んで、ひとこと

「助けて」という勇気をもとう!

以上、『ありがとうをはんぶんこ』の紹介でした。

誰にでもある得意と不得意。
それを隠すのではなく、お互いに補い合える関係って本当に素敵ですよね。

ゆうきくんの小さな一歩と成長に、心がじんわりと温かくなる素敵な作品『ありがとうをはんぶんこ』。

気になった方は、ぜひチェックしてみてください!

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