【10分で読む 家族の本】けんかのたね

『けんかのたね』紹介 10分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上読破。

兄弟けんかって、手が付けられないですよね。わが家は男の子2人ですが、突然勃発してビックリします。ケンかのふりもするので、どうしていいのか親の私が途方にくれてしまいます…

今回は、トラブルが連鎖し、大げんかになってしまった 子どもたち4人とペットの犬・猫を描いたおはなし『けんかのたね』を紹介します。

本をおすすめしたい方

  • 家族のはなしが読みたい お子さん
  • 兄弟げんかに困っている おやごさん
  • リズムのいい話を探している おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)年長さんくらい~
(一人読み)1年生くらい~
文字の種類ひらがな・かたかな・漢字(すべての漢字にルビが振られています。)
文字の大きさ約4㎜
ページ数62ページ
読み聞かせ時間約10分(ゆっくり音読した時間です。人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
出版社の紹介ページhttps://www.iwanami.co.jp/book/b599130.html
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本の内容

ある日、お父さんがくたくたになって家に帰ってくると、家の中は大さわぎです。犬は猫を追いまわし、4人兄弟は大げんか。わけをきいても、口ぐちに、自分のせいじゃない!というばかりです。

いったい何があったのでしょうか?仲なおりできるのでしょうか?

スピード感があって、楽しいおはなしです。ケンカって客観的に見るとおもしろいですよね。

素敵な一文!

大きなもめごとが小さくわけられて、それが全部解決したってわけだ。これで誰も、嫌な気分じゃなくなった。ぼくたち家族は、また、楽しくて陽気な 一つの輪になれたね。

作者紹介

作者は、ラッセル・ホーバンさんです。1925年アメリカ・ペンシルベニア州生まれ。大学を中退し、フィラデルフィアの美術学校で学ばれました。2011年に亡くなりました。

作品に、「フランシス」シリーズ、『むしゃくしゃかぞく』『池のほとりのなかまたち』『わにのアーサーおよばれにいく』などがあります。

絵は、大野 八生(おおのやよい)さんです。1969年千葉県生まれ。現在イラストレーター、造園家として活躍中です。

挿絵作品に、『あの日のあなた』『きりんのまいにち』『しんぱいせんせい』『バトン』などがあります。

本を読んで、ひとこと

大きな問題も、小さく分けると解決するヒントが見つかるかもしれない。
相手を思いやり素直に謝ることも大事!

以上、『けんかのたね』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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