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こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ（@nanoha630）です。
この記事を書いたのは！
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。子どもが1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も読み聞かせ続行中。
いじわるしたくないのに、違った行動をしてしまうこと ありますよね。
今回は、いじわるな行動が増えすぎて、ひみつのきもちぎんこうから手紙を受け取ってしまった男の子のおはなし『ひみつのきもちぎんこう』を紹介します。
外国人のような、侍のような 不思議な風貌の番頭さんが、おもしろい話し方で 人に寄りそうことの大切さを教えてくれます。
『ひみつのきもちぎんこう』が第62回青少年読書感想文全国コンクール【小学校低学年の部 1・2年生 課題図書】にも選ばれてましたよ。
本をおすすめしたい方
- おもしろい話が好きな お子さん
- 思いやる気持ちを育んで欲しい おやごさん
- 考える力を育んでほしい おやごさん
本の難易度
| 当サイトおすすめの対象年齢 | （読み聞かせ）年長さん～ （一人読み）1年生～ |
| 文字 | ひらがな・カタカナ・漢字（漢数字以外の漢字にルビが振られています。） |
| 文字の大きさ | 約5㎜ |
| ページ数 | 88ページ |
| 読み聞かせ時間 | 約20分（人により前後します） |
| ジャンル | 幼年童話（すべてのページに挿絵あり） |
| キーワード | 銀行 気持ち 家族 |
| 出版社の紹介ページ | https://www.kinnohoshi.co.jp/search/info.php?isbn=9784323073354 |
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 子どもウケ | ★★★★★ |
あらすじ
ゆうたは 最近、気持ちとは反対に、いじわるや自分勝手な行動が止まりません。そんなとき、「ジャリーン！」という音がどこからか聞こえてきました。いやなことをするたびに聞こえてきます。
家に帰ると、【きもちぎんこう】から「あずかっている通帳がいっぱいになりそうです。早くなんとかしてください。」という手紙が届きました。
きもちぎんこうに着くと、担当の番頭さんが、「いじわるや自分勝手なことをすると黒コイン、自分の気持ちどおり素直に、恥ずかしがらずにいいことをすると銀色コインが通帳にたまっていく」と教えてくれました。
通帳の黒コインが100個たまると、ゆうたからいい心が消えてしまうといいます。怖くなったゆうたは、はじめて自分の行動と、本当の気持ちをふりかえりました。
ゆうたは、いじわるで自分勝手な自分とさよならできるのでしょうか？
私が感想文を書くなら
- 私も、イライラしていると他の人にいじわるしたくなるときがあります。これからは、相手の気持ちと自分の気持ちを考えて行動しようと思いました。
- 新しいことをするとき 勇気がいりますが、できるようになった自分を想像して挑戦したいと思いました。
作者紹介
作者：ふじもと みさと さん
東京都生まれ。雑誌記者を経て、ノンフィクション作家に。障碍者、高齢者、難病者などの多くを取材して執筆されています。小学生向けに、以下のような作品があります。
低学年 向け
- 「絵本で知ろう二十四節気」シリーズ
- 「1年生からのハンドメイド」シリーズ
中学年 向け
- 笑顔の架け橋
- あみちゃんの魔法のことば
- 命を救う 心を救う 途上国医療に人生をかける小児外科医「ジャパンハート」吉岡秀人
- ブックウィング 山中伸弥とiPS細胞
絵：田中 六大（たなか ろくだい）さん
1980年東京生まれ。多摩美術大学大学院修了。漫画家・イラストレーター。
低学年向け 作品
- ひみつの とっくん（作：工藤 純子）
- ぼくは おじいちゃんの おにいちゃん（作：堀 直子）
- 「ひみつのきもちぎんこう」シリーズ（作：ふじもと みさと）
- おしごとのおはなし 警察官 交番のヒーロー（作：如月 かずさ）
- 「しのぶときよしのともだち」シリーズ（作：村上 しいこ）
- ななとさきちゃん ふたりはペア（作：山本 悦子）
- チャーリー、ただいま家出中！（作：ヒラリー・マッカイ）
- 4月のおはなし ドキドキ新学期（作：はやみね かえる）
中学年向け 作品
- 「おじいちゃんとぼく」シリーズ（作：岡田 淳）
- 「日曜日」シリーズ（作：村上しいこ）
- ラッタくんとかみやまくん
- 「四年ザシキワラシ組」シリーズ（作：こうだ ゆうこ）
- 転校生は忍者？！（作：もとした いづみ）
シリーズ一覧
「ひみつのきもちぎんこう」は 2冊 刊行されています。
- ひみつのきもちぎんこう
- ひみつのきもちぎんこう かぞくつうちょう できました
気持ちを考える本
「かんぱい！」シリーズ
子どもの「苦手」に寄りそうおはなしです。
「ルルとララ」シリーズ
森の仲間を元気づけるため、おいしいお菓子を作るおはなしです。
本を読んで、ひとこと
自分の気持ちと向き合ってみよう！
以上、『ひみつのきもちぎんこう』の紹介でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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