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こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。
この記事を書いたのは!
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。
認知症について、正しい知識を持っている人って少ないですよね。私もその一人だと思います。高齢化社会で、どんどん増えていくことが予想される中、認知症に対する理解が増えたらいいですね。
今回は、一緒に住むことになったおじいちゃんがどんどん変わっていき、施設に入ることになった小学1年生の男の子の気持ちを、日記形式で描いたおはなし『ぼくは おじいちゃんの おにいちゃん』を紹介します。
本をおすすめしたい方
- 認知症について 知って欲しい おやごさん
- 世界にはいろんな人がいて、尊重しなければならないと子どもに伝えたい おやごさん
- リズムのいい話を探している おやごさん
本の難易度
当サイトおすすめの 対象年齢 | (読み聞かせ)年中さん~ (一人読み)1年生~ |
文字 | ひらがな・カタカナ・漢字(漢数字以外の漢字にルビが振られています。) |
ページ数 | 63ページ |
読み聞かせ時間 | 約12分(人により前後します) |
ジャンル | 幼年童話(すべてのページに挿絵あり) |
テーマ | 認知症 家族 |
出版社の紹介ページ | https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/4112018.html |
おすすめ度 | ★★★★★ |
こどもウケ | ★★★★☆ |
本のあらすじ
カイトくんは、離れて暮らしていたおじいちゃんと一緒に住むことになりました。久しぶりに会うおじいちゃんは、今までと様子が違っていて、まるで小さな子どもみたいです。
そんなおじいちゃんに困惑するカイトの心の変化が日記形式描かれています。
戸惑いながらも、優しくふるまうカイトくんに心を打たれます。
おすすめポイント
「認知症」をテーマにした本です。病気について正しい知識がないと、偏見を持ってしまうかもしれません。本の中でも、同級生がカイトくんをからかうシーンが描かれています。
大人だって戸惑うのに、変化するおじいちゃんの姿に戸惑ったり、ショックを受けるのは、当然です。病気について知り、相手に寄り添う心を持つことが大切、と教えてくれる本です。
認知症をテーマにした本
低学年向け
中学年向け
高学年向け
作者紹介
作:堀 直子( ほり なおこ )さん
群馬県生まれ。昭和女子大学卒業。『おれたちのはばたきを聞け』で日本児童文学者協会新人賞、『つむじ風のマリア』で産経児童出版文化賞受賞されています。小学生向けの作品に、以下のようなものがあります。
低学年向け
- こいぬのともだち
- まじょばーのたまごやき
- カステラやさんときんいろのおさかな
- ちいさなやたいのカステラやさん
- カステラやさんのバースデーケーキ
- こうえんどおりのようふくやさん
- のいちごケーキのたんじょうび
- おかのうえのカステラやさん
中学年向け
- メダカ姫
- わたしたちの歌をうたって
- セラピードッグのハナとわたし
- 俳句ガール
- わんこのハッピーごはん研究会!
- 魔法のレシピでスイーツ・フェアリー
- 犬とまほうの人さし指!
- 鈴とリンのひみつレシピ!
高学年向け
- いつか空の下で さくら小ヒカリ新聞
- ベストフレンド あたしと犬と!
絵:田中 六大(たなか ろくだい)さん
1980年東京生まれ。多摩美術大学大学院修了。漫画家・イラストレーター。
低学年向け 作品
- ひみつの とっくん(作:工藤 純子)
- ぼくは おじいちゃんの おにいちゃん(作:堀 直子)
- 「ひみつのきもちぎんこう」シリーズ(作:ふじもと みさと)
- おしごとのおはなし 警察官 交番のヒーロー(作:如月 かずさ)
- 「しのぶときよしのともだち」シリーズ(作:村上 しいこ)
- ななとさきちゃん ふたりはペア(作:山本 悦子)
- チャーリー、ただいま家出中!(作:ヒラリー・マッカイ)
- 4月のおはなし ドキドキ新学期(作:はやみね かえる)
中学年向け 作品
- 転校生は忍者?!(作:もとした いづみ)
- 「おじいちゃんとぼく」シリーズ(作:岡田 淳)
- 「日曜日」シリーズ(作:村上しいこ)
- ラッタくんとかみやまくん
- 「四年ザシキワラシ組」シリーズ(作:こうだ ゆうこ)
以上、『ぼくは おじいちゃんの おにいちゃん』の紹介でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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