【低学年~だじゃれ 幼年童話】なんてだじゃれなお正月

『なんてだじゃれな正月』紹介 20分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住の専業主婦
・二児の母(2013年生まれ 男・2016年生まれ)
・月 100冊 以上 読み聞かせを行う(2013年~)

20分で読む!低学年~ だじゃれ好きにおすすめの幼年童話を紹介します。

「おはなし12か月」シリーズは、季節の行事を紹介する幼年童話です。

『なんてだじゃれなお正月』では、年末年始に予定がなく、退屈にしている少女が、不思議な少年と出会ってお正月について学ぶおはなしです。だじゃれでテンポよく、お正月の知識もつきますよ。

本をおすすめしたい方

  • だじゃれが好きな お子さん
  • お正月について知りたい お子さん
  • 季節の行事に興味をもってほしい おやごさん
子どもが読書にハマる! ヨンデミーの無料体験はこちら

本の難易度

当サイトおすすめ対象年齢(読み聞かせ)年長さんくらい~
(一人読み)1年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字(漢数字以外にルビが振られています。)
文字の大きさ約4㎜
ページ数79ページ
読み聞かせ時間20分
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり・カラーページは8ページほど)
キーワードお正月 だじゃれ
出版社の紹介ページ
(ためし読みできます!)
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000188213
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

冬休み。さくらは、特に予定がなくて退屈していました。

12月28日。さくらは、おつかいで門松を買いに来ました。そこで、「年神」を名乗る小さな男の子に出会いました。その日は、門松を買って帰りました。

お正月になり、その男の子が「市役所の子どもボランティア」と言ってやってきました。一緒にお正月の食事をして、一緒にお正月の遊びを楽しみました。

さくらのお正月は、楽しいものになるのでしょうか?

おすすめポイント

季節にぴったりの童話「おはなし12か月」シリーズの1月のおはなしです。小さな少年の「年神くん」が、お正月にこめられた願い、お正月の意味をおもしろおかしく教えてくれます。

昔から、元旦には「年神様」という新年の神様が、1年の幸福をもたらすために各家庭に降臨するとされています。

お正月行事の意味

  • 門松…年神さまが来る目印であり、宿る場所とされる。飾るのは12月28日か30日がよい
  • 輪かざり…しめ飾りの一種で、家族の団結や繁栄を象徴するの飾り。トイレと台所に飾る
  • 鏡餅…年神様へのお供えもの
  • 初夢…夢の内容で新年の運勢を占っていました。宝船やばくの絵を枕の下に敷くといいとされました
  • 初日の出…新年の幕開けの象徴。年神さまをお迎えする
  • どんど焼き…1月15日に正月飾りや書き初めを燃やす行事で、その煙に乗って年神様が天上に帰ってゆくとされています

おせち料理の意味

おせち料理は、新しい年の始まりに感謝し、1年の家内安全と無病息災を願うものであるため、語呂合わせで縁起をかつぐものが作られました。

  • こんぶまき…「よろこんぶ」
  • 黒豆…「まめまめしく」
  • 鯛の焼き物…「おめでタイ」
  • 栗きんとん…「お金がざっくざく」
  • 数の子…「子だくさん」

お正月の遊び

  • はねつき…1年間病気にかからないようにする
  • コマまわし…物事が円滑にまわるようにする
  • 書初め…新年の抱負や目標を書く。1月2日に行う

作者紹介

作者:石崎 洋司(いしざきひろし)さん

1958年、東京都生まれ。高校生のころから民話に興味を持ち、各地の採訪調査に参加する。慶應義塾大学経済学部卒業後、出版社に勤めたのち、作家としてデビュー。

低学年向け

  • おはなしSDGs 安全な水とトイレを世界中に 水とトイレがなかったら?

中学年向け

  • 「レッツゴー!まいぜんシスターズ」シリーズ
  • 「心霊探偵ゴーストハンターズ」シリーズ

高学年向け

  • 「サイキッカーですけど、なにか?」シリーズ
  • 「JC紫式部」シリーズ
  • 「黒魔女さんが通る!!」シリーズ

絵:澤野 秋文(さわの あきふみ)さん

1981年神奈川県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。デザイナー。いきいきとしたキャラクターの造形と多彩なアングルで描かれる独特な作品世界が人気。創作絵本をたくさん刊行されています。わが家では、『それなら いい いえ ありますよ』『じつは よるの ほんだなは』『こんやも バクは ねむらない』が人気でした。

シリーズ一覧

『おはなし12か月』シリーズは、12冊刊行されています。(2024年6月現在)

本を読んでひとこと

日本文化を見直してみよう!

以上、『なんてだじゃれなお正月』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました