【低学年向け児童書】パインさんの おるすばん

『パインさんのおるすばん』紹介 10分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住の専業主婦
・二児の母(2013年生まれ 男・2016年生まれ 男)
・月 100冊 以上 読み聞かせを行う(10年以上)

今回は、結婚して引っ越しをしたパインさんが、留守番をするおはなし『パインさんの おるすばん』を紹介します。

奥さんがやることリストを作ってくれますが、なくしてしまいます。1週間でぐちゃぐちゃになった家に、笑ってあげる奥さんに愛を感じますよ。

本をおすすめしたい方

  • おもしろい話が好きな お子さん
  • 「ま、いっか。」という気持ちになりたい お子さん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)年長さんくらい~
(一人読み)1年生くらい~
ふりがなすべての漢字にルビが振られています。
文字の大きさ約4㎜
ページ数52ページ
読み聞かせ時間約10分(人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワード留守番 家事 誕生日
出版社の紹介ページhttps://www.dainippon-tosho.co.jp/books/product/03515/
おすすめ度★★★☆☆
子どもウケ★★★☆☆

本のあらすじ

看板屋さんのパインさんは、結婚して引っ越しをし、むらさき色の家に住んでいます。

奥さんのアンナさんが、しばらく留守にすることになりました。「家事なんて簡単さ!」というパインさんに、アンナさんは「やることリスト」を準備します。しかし、翌日にはそのメモをなくしてしまいました。

思い出せた〈やることリスト〉をして、最後のに書かれていた〈いっぱい休む〉という項目を実践してのんびりと休みます。

家中がどんどんゴチャゴチャになっていきますが、「メモは明日探せばいいか」とのんびりし続けます。

パインさんの家は、どうなってしまうのでしょうか?

おすすめポイント

毎日のんびりと過ごすパインさんと、幸せそうなペットたちが描かれています。一人だけの時間、のんびりしてもいいんだよ、と教えてくれます。

キッチンに山盛りのお皿。パインさんはきちんと自炊をしてるのかな、とほほえましいです。

ただ、「奥さんが家事をするのが当たり前」という雰囲気が、今の時代にそぐわない気はします。

作者:レオナード・ケスラー さん

アメリカ、オハイオ州生まれ。画家だった祖母の影響で絵が好きになり、高校に通いながら看板を描く仕事をし、戦後、ペンシルベニア州のカーネギーメロン大学に入学。画家のアンディ・ウォーホルと知り合い、卒業後も親交を深めた。

26歳の時、ソーシャルワーカーであり幼稚園教諭だったエセルと結婚し、1949年にニューヨークへ移住。200冊以上の作品を発表しています。

シリーズ一覧

「パインさん」シリーズは現在3冊刊行されています。(2024年10月現在)続刊が楽しみですね。

本を読んで「ひとこと」

のんびりすることも大事。
自分で〈やることリスト〉を作る力をつけよう!

以上、『パインさんの おるすばん』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました