となりのじいちゃん かんさつにっき【低学年~ 高齢者との交流を描いた幼年童話】

『となりのじいちゃん かんさつにっき』紹介 20分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住のシンママ(2025年に離婚)
・二児の母(2013年生まれ 男・2016年生まれ 男)
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う(10年以上)

20分で読む 低学年~〈夏休みの本〉を読みたい人におすすめの幼年童話を紹介します。

あさがおを枯らしてしまい、こっそり隣の家のあさがおを観察させてもらっていたようたが、隣のおじいさんとねこのまさこさんと仲良くなって、交流するおはなしです。

登場人物がみな個性的で、魅力的な作品です。

本をおすすめしたい方

  • 夏休みの話を読みたい お子さん
  • 高齢者との交流に興味がある お子さん
  • 個性を大切にしてほしい おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめ対象年齢(読み聞かせ)年長~
(一人読み)1年生~
ふりがなすべての漢字にルビが振られています。
文字の大きさ約4㎜
ページ数94ページ
読み聞かせ時間約20分(人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワード夏休み 観察日記 あさがお ねこ
出版社の紹介ページhttps://www.rironsha.com/book/20620
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

主人公のようたは、夏休みの宿題「あさがおの観察日記」をつけていましたが、遊びに夢中になるあまり水やりを忘れて、あさがおを枯らしてしまいました。

お母さんに怒られて、近所で何か観察できるものを探していると、お隣のおじいさんの家であさがおが育てられているのをみつけ、こっそり観察させてもらっていました。

ある日、あさがおがぬれていないことを不思議に思っておじいさんの家を見ると、おじいさんが倒れています。ぎっくり腰で倒れていたのです。

一人暮らしのおじいさんのために、お母さんはおじいさんのごはんを届けることに、ようたはおじいさんのお手伝いをするようになりました。

ようたはおじいさんやねこのまさこさんと仲良くなれるのでしょうか?
おじいさんは、何者なのでしょうか?

おすすめポイント

おじいさんとの交流で、正直であること・人のために働くことの大切さを教えてくれます。

ようた・ようたのお母さん・おじいさん・ねこのまさこさんが個性的で魅力的です。また、おじいさんの家が古きよき日本が描かれていて、日本文化を感じることができますよ。

作者紹介

作者:ななもり さちこ さん

1961年、東京都生まれ。日本大学文理学部国文学科卒。わが家では『しっぽや』が人気でした。小学生向け作品に以下のものがあります。

低学年向け

  • こだぬきコロッケ
  • やぎこ先生 いちねんせい
  • だじゃれ ことわじゃ
  • はりねずみのノート屋さん

中学年向け

  • オバケの長七郎
  • しろくまジローは すもうとり

絵:たまゑ さん

イラストレーター。雑誌や書籍で活躍中。猫漫画「猫マ師」をブログで好評連載中。

心に残ったことば

たべることは、いきもののしゅくだいなんだ。
でも、からだがうごかなかったり、おかねがなかったりすると、たべるしゅくだいが、できなくなります。
だから、たすけたり、たすけられたりして
みんなが、たべるしゅくだいを、できたらいいな。

本を読んで、ひとこと

しっかり食べて、元気に動こう!

以上、『となりのじいちゃん かんさつにっき』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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