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こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。
この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。子どもが1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上読破。
看護師さんってかっこいいですよね。父が入院したとき、優しくて頼りになる看護師さんに何度も心救われました。
今回は、看護師のお母さんをもつ希子ちゃんが、お母さんの仕事をバカにされて悩んでしまうおはなし『看護師の話 すてきな3K』を紹介します。
本をおすすめしたい方
- 看護師の仕事に興味がある お子さん
- いろんな仕事を知って欲しい おやごさん
- 将来の夢を考えたい お子さん
本の難易度
当サイトおすすめの対象年齢 | (読み聞かせ)年長さんくらい~ (一人読み)1年生くらい~ |
文字 | ひらがな・カタカナ・漢字(漢数字以外、ルビが振られています。) |
文字の大きさ | 約4㎜ |
ページ数 | 80ページ |
読み聞かせ時間 | 約15分(人により前後します) |
ジャンル | 幼年童話(すべてのページに挿絵あり) |
キーワード | 学校 友だち 家族 仕事 看護師 通訳 |
出版社の紹介ページ | https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000190612 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
子どもウケ | ★★★★★ |
あらすじ
希子ちゃんのお母さんは看護師をしています。看護師はみんなの役に立つ仕事だと誇りをもっていたのに、同級生の花梨ちゃんに「看護師って、3Kだよ、絶対ムリ。」と言われてモヤモヤしてしまいます。
3Kとは、「きけん、きたない、きつい」を表す言葉と知った希子ちゃんは、「お母さんの仕事はとっても大切で大変」という言葉や、「お母さんは好きなのよ、看護師の仕事が。」というお母さんの言葉にまで腹がたってきました。
その気持ちを打ち明けると、お父さんが「お母さんの仕事を見に行ってみよう」と提案してくれました。
希子ちゃんは、お母さんの働く姿を見て、どんなことを思うのでしょうか?
おすすめポイント
「おしごと」シリーズでは、本を読むことでいろんな職業を疑似体験し、新しい視点を見つけることができます。
今回のテーマは「看護師」です。以前は女性は「看護婦」男性は「看護士」という呼称でしたが、現在ま男女とも「看護師」に統一されました。以前より男性の看護師さん、増えましたよね。
姉が学生時代看護師に憧れていましたが、血を見るだけで悲鳴をあげてしまうし、体力がないので諦めてしまいました。
巻末には、看護師のまめちしきが紹介されています。看護師はどんなお仕事なのか、どんな人が向いているのか、どんな資格が必要なのか教えてくれます。
感想文を書くなら
- いろんな想いを抱えた患者さん一人ひとりに寄り添う看護師さんは、素敵だと思いました。
- 実際に病気を治してくれるわけじゃないかけど、お医者さんを支えたり、患者さんの家族の気持ちも考えてくれる看護師さんがいるからこそ、安心して入院できるのだと思いました。
作者紹介
作者:いとう みく さん
神奈川県に生まれ。『糸子の体重計』(童心社)で第46回日本児童文学者協会新人賞、『空へ』(小峰書店)で第39回日本児童文芸家協会賞を受賞。小学生向けの作品に、以下のようなものがあります。
わが家では、「おねえちゃんって」シリーズが人気です。
低学年 向け
- 「1ねん1くみの女王さま」シリーズ
- いちかちゃん
- さかのうえの ねこ
- 「おねえちゃんって」シリーズ
- よそんちの子
- まいごのしにがみ
- きみひろくん
- ぼくはなんでもできるもん
- きょうはやきにく
- キナコ
- ていでん★ちゅういほう
中学年 向け
- あたしデイズ
- あっちもこっちもこの世はもれなく
- ぼくんちのねこのはなし
- レッツ キャンプ
- あおぞらこども食堂はじまります!
- ごきげんな毎日
高学年 向け
- 「糸子の体重計」シリーズ
- 大渋滞
- ぼくらの一歩30人31脚
- チキン!
絵:藤原 ヒロコ (ふじわら ひろこ)さん
1972年、大阪府生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。2001年にパレットクラブイラストコースを受講し、イラストの仕事をはじめる。絵本作品に『きみちゃんとふしぎねこ』があります。
低学年 向け
- ぼくの席がえ(作:花田鳩子)
- サイアク!(作:花田鳩子)
- まいごのアローおうちにかえる(作:竹下 文子)
- かあさんのしっぽっぽ(作:村中 李衣)
中学年 向け
- せなちゃんのえくぼ(作:みとみ とみ)
シリーズ一覧
『おしごとのおはなし』シリーズは20冊刊行されています。
- プロ野球選手 フルスイング!
- スクールカウンセラー レインボールームのエマ
- 声優さんっていいな
- かのこと小鳥の美容院
- 新聞記者は、せいぎの味方?
- すてきな3K
- なないろランドのたからもの
- お笑い芸人 なんでやねーん!
- ゆめはまんが家!
- パイロットのたまご
- 父さんはドラゴン・パティシエ
- 交番のヒーロー
- ひみつのとっくん
- おしいれ電車
- ママはお医者さん
- 三年二組、みんなよい子です!
- のはらキッチンへぜひどうぞ
- 菜乃のポケット
- めざせ! 動物のお医者さん
- 走れ! みらいのエースストライカー
病院を題材にした本
病院を題材にした児童書って少ないですね。
心に残った言葉
看護師ってすごい。
「感謝」「希望」「かっこいい」
看護師の仕事は、すてきな3Kだ。
本を読んでひとこと
大事なものを亡くしても、生きていれば新しい何かをはじめることができる!
以上、『すてきな3K』の紹介でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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