【10分で読む 誕生日のおはなし】おばけのナンダッケ 

『おばけのナンダッケ』紹介 10分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。子どもが1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上読破。

今回は、考えごとが大好物の小さなおばけのナンダッケが、誕生日をお祝いする家族のワクワクする考えごとを食べてしまって、誕生日が祝えなくなる⁉『おばけのナンダッケ』を紹介します。

誕生日って、大きくなるほどどうお祝いすればいいかわからなくなりますよね。幼稚園に入るまでは一緒におでかけをして、ご馳走を一緒に食べて、一緒にケーキを食べて、プレゼントを渡して…と盛りだくさんでした。

今は壁を飾りつけ、レストランでごはんを食べ、プレゼントを渡すだけになってしまいました。それだけだけど、大喜びしてくれることに、幸せを感じます。

本をおすすめしたい方

  • おばけの話が好きな お子さん
  • 家族の話が好きな お子さん
  • 誕生日の話を読みたい お子さん
  • リズムがいい本を探している おやごさん
  • 優しい物語を探している おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)年中さんくらい~
(一人読み)1年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字(すべての漢字にルビが振られています)
ページ数64ページ
読み聞かせ時間約10分
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワードおばけ 家族 イチョウ 秋 パン屋 誕生日
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

おばけのナンダッケは、くいしんぼう。大好物は、ワクワクする考えごとです。

ある日、考えごとを食べられて、パン屋さんは食パンを全部焦がしてして落ち込んでしまいます。なっちゃんは、家族が時分の誕生日を祝ってくれず、不安でいっぱいです。

パン屋さんは、やる気を持ちなおすことができるでしょうか?なっちゃんは無事9歳の誕生日を祝ってもらうことができるのでしょうか?

子どもの反応

考えごとの色がカラフルで、この色はどんな考えごとなのかな?と想像が膨らみました。

誕生日をお祝いしようとする考えごとを食べられるために、ふぬけてしまう家族をみて笑ってました。

ナンダッケは、ワクワクする考えごとを食べてしまうので、人々を不安にさせてしまいますが、たまに悪い考えごとを食べてハッピーな気持ちもくれます。

パン屋さんとなっちゃん、かわいそう!とハラハラさせられますが、クスッと笑える楽しいお話です。

作者紹介

作者は、巣山 ひろみ(すやま ひろみ)さんです。広島県在住です。「ちょいこわ ちょびっとこわーいはなし」シリーズ、「パン屋のイーストン」シリーズがあります。

絵は、石川 えりこ(いしかわ えりこ)さんです。1955年福岡県嘉麻市生まれ。横浜市在住です。作品に、『とどけ、サルハシ!』『てんきのいい日はつくしとり』『かんけり』などがあります。

シリーズ一覧

「おばけのナンダッケ」シリーズは現在3冊刊行されています。

本を読んで「ひとこと」

嫌なことがあっても、それ以上の楽しさをつかみ取ろう!

以上、『おばけのナンダッケ』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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