【低学年~ 虫の日常を描いた 児童書】バッタマンション

『バッタマンション』紹介 20分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住の専業主婦
・二児の母(2013年生まれ 男・2016年生まれ)
・月 100冊 以上 読み聞かせを行う(2013年~)

20分で読む!低学年の虫好きにおすすめの幼年童話を紹介します。

虫たちがくらす小さなマンション。 住人のキリギリス、マツムシたちのほんわかした日常が描かれています。優しいイラストに、心温まりますよ。

本をおすすめしたい方

  • 虫・自然が好きな お子さん
  • ご近所づきあいに憧れる お子さん
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本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)年長さん~
(一人読み)1年生~
ふりがなすべての漢字にルビが振られています。
文字の大きさ約3.5㎜
ページ数84ページ
読み聞かせ時間約20分(人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
構成5話 ①十本のかべのひび ②すてきなごみおきば ③モンシロチョウのおもてなし ④まじめなトンボの本屋さん ⑤にがてなおとなりさん
キーワードマンション 虫 まつり 本屋
出版社の紹介ページhttps://www.alicekan.com/books/9236/
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★☆

登場人物

  • オンブバッタ…大家さん
  • キリギリス…102号室の住人
  • マツムシ…301号室の住人
  • カマキリ
  • モンシロチョウ…202号室の住人
  • イトトンボ…本屋
  • クワガタ…あめ屋

あらすじ

ここは、虫たちがくらす小さなマンションです。マンションには、メゾン・ド・グラスホッパーというりっぱな名前があるのですが、虫たちは「バッタ マンション」と呼んでいます。

第一話。キリギリスは心配性で、「ひびが十本になったら、ぼくはこのマンションをでていくぞ」というのが口ぐせでした。とうとう、十本目のひびを見つけてしまいました。

キリギリスは、引っ越してしまうのでしょうか?

第二話。木曜日は、燃やせないごみの日です。キリギリスは、ごみ置き場できれいな土鍋を拾いました。マツムシは、お金を湯水のように使う「じゃぶじゃぶの日」を楽しむため、買い物にいきました。

キリギリスが帰ってくると、マツムシが裏庭に座っていました。財布を購入したとき、古い財布を中身ごと捨ててしまったといいます。

キリギリスは、マツムシをなぐさめることができるのでしょうか?

第三話。モンシロチョウは恥ずかしがり屋で、大家さんのほかには誰とも話をしません。ある日、モンシロチョウさんの部屋の蛇口の修理が必要になり、キリギリスが修理をすることになりました。

モンシロチョウがお礼にとごちそうを用意してくれて、モンシロチョウさんの絵を見せてもらったキリギリスは、あることに気がつきました。

キリギリスは、何に気づいたのでしょうか?

第四話。マツムシとカマキリとキリギリスは、イトトンボの本屋へ行きました。3人は、レジカウンターでイトトンボを笑わせようということになりました。

誰がイトトンボを笑わすことができるのでしょうか?

第五話。今日は春たけなわまつりです。いろいろな花の蜜の料理の屋台がならびます。キリギリスは、はじめて町内会の仕事をまかされました。

キリギリスは、カラオケ大会でうたう虫たちに配るクワガタの「かりんあめ」をあめ屋さんに行きました。

クワガタは、どんな飴を作るのでしょうか?

おすすめポイント

児童書ではめずらしい、虫が主人公のおはなしです。虫が人間のように日常生活を送っているのがほほえましい作品です。

虫たちは、適材適所の仕事についていて、関心します。トンボが本屋さんだから、本棚が高くても便利だし、クワガタが飴屋さんだから、飴を切るのに便利だな。考えていくと、楽しいです。

作者紹介

作者:北川 佳奈(きたがわ かな)さん

作家、イラストレーター。第28回小川未明文学賞大賞受賞作『ぼくに色をくれた真っ黒な絵描き-シャ・キ・ペシュ理容店のジョアン』(しまざきジョゼ・絵/Gakken)でデビュー。

低学年向け

  • 紙の子ビーゴのぼうけん
  • ポラン先生ときけんなマジックショー

中学年向け

  • クーちゃんとぎんがみちゃん ふたりの春夏秋冬

高学年向け

  • ぼくに色をくれた真っ黒な絵描き シャ・キ・ペシュ理容店のジョアン

絵:九ポ堂(きゅうぽどう)さん

物語性のある紙雑貨制作をされています。ノートやマスキングテープなど、文具メーカーとのコラボレーション商品もあります。

九ポ堂百貨店で、素敵な作品が紹介されています。

虫が活躍するの絵本

くものすおやぶん とりものちょう

虫が主人公の時代劇絵本です。話し方にくせがありますが、蜘蛛の巣親分の男意気に心ひきつけられますよ。

むしのもり

オオクワガタのオオクワくんと友だちのさっちんが、虫たちの世界で一緒にいろんなことをするおはなしです。虫の生態がよくわかりますよ。

「虫たち」シリーズ

虫たちの楽しそうな様子がえがかれています。虫たちの『うんどうかい』『おんがくかい』『えんそく』『おまつり』『かくれんぼ』『サーカス』、想像力が広がりますよ。

本を読んで「ひとこと」

幸せは、近くにある!

以上、『バッタマンション』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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