『じいちゃんの赤いスニーカー』のあらすじ・対象年齢を紹介

『じいちゃんの赤いスニーカー』紹介 児童書

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハです。

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40分で読む、高学年~おすすめの児童書を紹介します。

『じいちゃんの赤いスニーカー』は、小学3年生の学校で友だちとのトラブルを抱えている少年が、公園で全盲のおじいさんと出会い友だちになるおはなしです。二人のやりとりが微笑ましく、心温まるおはなしです。

「願いがかなう ふしぎな日記」シリーズで人気の本田 有明さんの作品です。

親子で一緒に Audible を楽しもう!

本をおすすめしたい方

  • 友だちとの関係に悩んでいる お子さん
  • 全盲の人について知りたい お子さん
  • 将棋の話を読みたい お子さん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢( 一人読み )4年生~
挿絵が少ないのでハードルは高めです
ふりがな簡単な漢字にはルビが振られていません。
文字の大きさ約4㎜
ページ数112ページ
ジャンル児童書( 約6ページに1回挿絵が出てきます )
キーワード小学3年生 小学4年生 スニーカー 全盲 おじいちゃん 将棋 いじめ
出版社の紹介ページhttps://books.kosei-shuppan.co.jp/book/b663623.html
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

小学3年生の修了式の日、引っ込み思案な翔平は家の近くの公園を通りました。「野球、サッカー禁止」の公園で野球をしている子どもたちがいます。ボールがとんできて、一緒に帰宅していた里見くんがそのボールを蹴ると、目の見えないおじいさんがそのボールでころんでしまいました。翔平はおじいさんが起き上がるのを助けますが、おじいさんが心配で後ろからついていきます。

自宅に戻ったおじいさんが階段をのぼるのを助けた翔平は、おじいさんの家でジュースをごちそうになりました。全盲のおじいさんは心優しく、「じいちゃん」と呼ぶようになりました。買い物をサポートしたり、将棋をしたりして、楽しい時間を過ごすようになりました。

翔平は 学校では嫌がらせを受け、父親の死後 母親は忙しすぎて一緒に過ごせずにいます。おじいさんとの出会いがきっかけで、前に進むことができるのでしょうか?

おすすめポイント

引っ込み思案で人と接することが苦手な少年が、おじいさんと交流することでいろんなことを知り、成長していく物語です。

全盲の人がどのように生活しているかも具体的に知ることができます。

優しい気持ちが切り開いた未来を、ぜひ目撃してください。

また、カラーページの挿絵がとても美しく、特に「桜」と「海」は圧巻ですよ。

作者紹介

作:本田 有明(ほんだありあけ)さん

1952年、兵庫県神戸市生まれ。慶應義塾大学哲学科卒業後、社団法人日本能率協会に勤務する。小学生向けの作品に、以下のようなものがあります。

中学年向け

  • 走れ! 家出犬ジェイ
  • 電車でスタンプラリーへGO!

高学年向け

  • 勇気を出して、はじめの一歩
  • 卒業の歌
  • ぼくたちのサマー
  • 「願いがかなうふしぎな日記」シリーズ
  • 「水辺の楽校」の所くん
  • 望みがかなう 魔法の日記
  • 夢をかなえる未来ノート
  • ここではない、どこか遠くへ

絵:しらこ さん

岐阜県生まれ、東京都在住。大学で建築とデザインの勉強をした後、海外の技法書を読んで風景画と色彩理論について学ぶ。現在は書籍の装画やアニメのカラースクリプトなどを中心に活動中。青山塾イラストレーション科 第21期修了。

しらこさんのnoteで、たくさんのイラストを見ることができます。

小学生向け作品

  • 空と大地に出会う夏( 作:濱野 京子 )
  • ずっと見つめていた( 作:森島 いずみ )

本を読んで、ひとこと

人の役に立てる人になろう。そこから、未来が広がっていく。

以上、『じいちゃんの赤いスニーカー』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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