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こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ（@nanoha630）です。
＼ この記事を書いたのは！ ／
・大阪在住の専業主婦
・二児の母（2013年生まれ 男・2016年生まれ 男）
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う（10年以上）
今回は、不慮の事故で天界へ行き、下界で回転ずし屋をすることになった一平さんが、いじめにあっている小学4年生の潮くんを助けるため画策するおはなし『ゆうれい回転ずし 本日オープン』を紹介します。
本をおすすめしたい方
- 幽霊・おばけが好きな お子さん
- 「いじめ」について知って欲しい おやごさん
本の難易度
| 当サイトおすすめの対象年齢 | 5年生～ |
| ふりがな | 簡単な漢字にはルビは振られていません。 |
| 文字のサイズ | 約3mm |
| ページ数 | 138ページ |
| 読み聞かせ時間 | 1時間以上（人により前後します） |
| ジャンル | 児童書（約10ページに挿絵あり） |
| キーワード | 回転ずし ゆうれい カッパ いじめ 小学4年生 |
| 出版社の紹介ページ | https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000167283 |
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 子どもウケ | ★★★★☆ |
登場人物
- 一平さん…独立間近のすし職人だったが、事故で幽霊になった
- ゆうれいのおきくさん
- かっぱのガタロウ
- 手長小僧のてっちゃん
- 藤井 潮…
- 藤井 昭…潮のおじいちゃん。天界の食品市場で鮮魚部の手伝いをしている
- 大倉 友一…潮の同級生。父親はスーパー・オークラというスーパーマーケットチェーンを経営している。
- 大倉 綾乃…友一の妹。霊感がある
- 渡辺翔太…友一にくっついているコバンザメみたいな存在
本のあらすじ
すし職人の一平さんは、独立間近でしたが、おもいがけない事故にあい、天界へ行きました。
このたび、下界で回転ずし屋をやることになりました。ただし、ただお店をやるだけじゃなく、下界の人様のお役に立つという、かくれた使命もあります。
手伝ってくれるのは、幽霊のおきくさん、かっぱのガタロウ、そして手長小僧のてっちゃんです。
同じころ、白浜町に住む小学４年生の潮くんは、クラスメイトの友一たちにいじめられていました。ある日潮くんは、母親をバカにされて友一をなぐってしまいました。
そこから、陰険な仕返しがはじまりました。友一の母親がクラスの男子のお母さんたちに「藤井君は突然暴力をふるう危険な子だから、近寄らない方がいい」というメールを送り、嫌がらせをされるようになりました。さらに、スーパー・オオクラが潮の両親と契約を切ると言い出したのです。
潮くん一家は、どうなってしまうのでしょうか？
一平さんは、潮くん一家の役に立つことができるのでしょうか？
おすすめポイント
潮くんの、両親・祖父母を思いやる姿に、心温まるおはなしです。とともに、いじめられるシーンでは心が痛みます。
いじめ問題は難しいですよね。
暴力をふるう、その背景には何らかの事情があると想像する力が必要、と教えてくれます。
作者紹介
作者：佐川 芳枝（さがわ よしえ）さん
1950年東京都生まれ。『寿司屋の小太郎』（ポプラ社）で第１３回椋鳩十児童文学賞を受賞。小学生の作品に、以下のものがあります。
低学年向け
- どうぶつのかぞく カンガルー カンガルーがんばる！
- にっこりおすしとわさびくん
- おしごとのおはなし 消防士 ひみつのとっくん
中学年向け
- 晴さんのにぎりずし
- ばけねこキッチン
- ハッピィ・フレンズ
やぎ たみこ さん
兵庫県生まれ。武蔵野美術短期大学卒。イラストレーターのかたわら絵本を学び、第27回講談社絵本新人賞佳作を受賞。「大人もいっしょに楽しめる、子どものための絵本」の制作をつづけている。
わが家では、「ほげちゃん」シリーズが大人気でした。
シリーズ一覧
「ゆうれい回転ずし」シリーズは現在4冊刊行されています。
- 本日オープン！
- 消えた少年のなぞ
- たまご焼きのひみつ
- にぎりずし一本勝負！
本を読んで「ひとこと」
いじめの背景に何があるのか、考えてみよう！
以上、『ゆうれい回転ずし 本日オープン』の紹介でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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