【15分で読む 子どもの本】おにのしょうがっこう

『おにのしょうがっこう』紹介 10分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いたのは!

大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。子どもが1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も読み聞かせ続行中。

「鬼から電話」って流行りましたよね。わが家では、一度も使ったことがありませんでしたが、なんとかしてくれー、と思ったことは数え切れません。今も、寝ないときはありますが、歯みがき前に「先に寝るよ」というと、片づけて準備を始めてくれます。虫歯がとっても怖いようです。

今回は、小学校に入学する 双子の鬼を描いたおはなし『おにのしょうがっこう』を紹介します。鬼の小学校の授業風景や、学校行事が垣間見れて、想像が広がる作品です。

本をおすすめしたい方

  • 鬼の生活に興味がある お子さん
  • 想像力が豊かになって欲しい おやごさん
  • リズムがいい本を探している おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)年中さん~
(一人読み)1年生~
文字ひらがな・カタカナ。
文字の大きさ約4㎜
ページ数63ページ
読み聞かせ時間約15分
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり・カラーページ半分以上)
キーワード鬼 小学1年生 遠足 運動会
出版社の紹介ページhttps://www.akaneshobo.co.jp/search/info.php?isbn=9784251011251
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

あかおにのベニーと あおおにのルリーは双子です。鬼の小学校に入学しました。学校では、国語、算数音楽の勉強のほかに、金棒の授業もあります。

遠足は、鬼ヶ島に行きました。鬼ヶ島には、遊園地・キャンプ場・温泉・ホテル・ショッピングモールなど、盛りだくさんです。

年に一度の大運動会「オニンピック」は地獄で開催されます。運動自慢のおにたちが競争するのを、みんなで応援しました。

ベニーとルリーは、小学校を楽しく過ごすことができるでしょうか?
鬼の小学校では、どんな授業が行われているのでしょうか?

長男のサクちゃんは、時間割を見て大笑いしていました。「かなぼう」の時間多すぎ!運動嫌いやから、鬼の小学校じゃなくてよかった!と言っていました。

私が感想文を書くなら

  • 鬼は怖いものと思っていましたが、いい鬼もいて みんな役割を果たしているだけなのだなと気づかわれました。地獄に行かないですむように、悪いことをしないで生きていきたいです。
  • 時間割に「かなぼう」の時間が多すぎて、思わず笑ってしまいました。金棒はどれくらいの重さなのか、気になります。
  • 遊園地・アスレチック・ショッピングモールなど、楽しいものが詰まっている「鬼ヶ島」に一度行ってみたいです。

作者紹介

作者:山田 マチ(やまだ まち)さん

愛知県生まれ。2009年、短編集『山田商店街』を出版。絵本作品に、『のんびりやのサンタクロース』『もしも だるまに であったら』『てのりにんじゃ』などがあります。小学生向けの作品に、以下のものがあります。

中学年 向け

  • 「山田県立山田小学校」シリーズ

絵:岡本 よしろう(おかもと よしろう)さん

1973年山口県宇部市生まれ。武蔵野美術大学油絵科卒業。絵画・イラストから立体まで、幅広く制作活動を行っている。絵本作品に、『にんじゃじゃ』『パンダのパンやさん』、絵本の挿絵作品に、『生きる』『ごはんのにおい』『おうち』などがあります。わが家では、『100円たんけん』が人気でした。

心に残った言葉

にんげんに よいにんげんと わるいにんげんが いるように、おににも よいおにと わるいおにが います。

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