ちいちゃんのおもちゃたち【10分で読む おもちゃのはなし】

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こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ（@nanoha630）です。

＼　この記事を書いたのは！　／

・大阪在住の専業主婦
・二児の母（2013年生まれ 男・2016年生まれ）
・月 100冊 以上 読み聞かせを行う（2013年～）

10分で読む！低学年～ おもちゃが動き出す 幼年童話を紹介します。

あまり遊ばれなくなったちいちゃんの〈おもちゃたち〉の大冒険を描いた作品です。夜中におもちゃたちは何をしてるんだろう？とワクワクが止まらないお話です。

本をおすすめしたい方

• 空想が好きな お子さん
• モノを大切にして欲しい おやごさん

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本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢	（読み聞かせ）年長～ （一人読み）1年生～
文字	ひらがな・カタカナ
文字の大きさ	約6㎜
ページ数	80ページ
読み聞かせ時間	約10分（人により前後します）
ジャンル	幼年童話（すべてのページに挿絵あり）
キーワード	おもちゃ　花火　恐竜
構成	3話（①はなびのよるに　②ふたりのきょうりゅう　③マンフレートとドローン）
出版社の紹介ページ	https://www.rironsha.com/book/20668
おすすめ度	★★★★☆
子どもウケ	★★★★☆

あらすじ

舞台は、ちいちゃんのおうち。ちいちゃんは小学2年生になって、あまりおもちゃと遊んでくれなくなりましたが、おもちゃたちはどうしているのでしょうか。

1話目。おもちゃたちは、テレビを見るのが好きです。リビングルームのソファに座っていると、朝からテレビを見ることができます。

ある朝、「明日、花火大会があります。3,000発の花火が打ち上げられます。」というニュースを見ました。おもちゃたちは花火を見てみたくなりました。

おもちゃたちは、花火を見に行くことができるでしょうか？

2話目。ちいちゃんの家には二人の恐竜がいます。トリケラトプスとステゴサウルスです。ちいちゃんが小さい頃、砂場にひとり連れて行ってもらっていて、どちらが行くかよくけんかしていました。

ある日、砂場に行ったトリケラトプスが戻ってきませんでした。心配したみんなは、砂場に探しに行くことにしました。

トリケラトプスは見つかるでしょうか？

3話目。ちいちゃんの家には、古い飛行機のおもちゃとドローンがいました。古い飛行機のおもちゃは、ドローンがうらやましくて仕方がありません。飛ぶことができるからです。

しかし ドローンは、モーターがなくても飛ぶことができるよ、と言います。

古い飛行機のおもちゃは、練習して飛べるようになるのでしょうか？

おすすめポイント

家にいるおもちゃたちが 夜に動き出す設定で、トイ・ストーリーを思わせるワクワクするおはなしです。家にいるおもちゃたちが動き出すところを、一緒に想像して楽しめます。おもちゃに名前をつけたり、おはなしづくりをするのもいいですね。

大冒険するおもちゃたちを見て、おもちゃを大切にしようという心も育ちます。

作者紹介

作者：斉藤 洋（さいとう ひろし）さん

1952年東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。現在、亜細亜大学教授。「ルドルフ」シリーズ、「ペンギン」シリーズ、「ナツカのおばけ事件簿」シリーズが人気です。

絵：武田 美穂（たけだ みほ）さん

東京都生まれ。『となりのせきのますだくん』で絵本にっぽん賞、講談社出版文化賞・絵本賞受賞など、ほか作品でも受賞多数。小学生向けに以下の作品があります。

本を読んで「ひとこと」

おもちゃたちも冒険したい！
おもちゃを大切にしよう！

以上、『ちいちゃんのおもちゃたち』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。