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こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ（@nanoha630）です。
＼ この記事を書いたのは！ ／
・大阪在住の専業主婦
・二児の母（2013年生まれ 男・2016年生まれ 男）
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う（10年以上）
高学年におすすめの探偵児童書を紹介します。
「あたしとひぐっちゃんの探偵日記」シリーズは、死んだお父さんの兄で 金髪ロングヘアの自称探偵〈ひぐっちゃん〉と元気いっぱいの小学5年生の〈みずき〉が、困っているひとの相談にのるおはなしです。読めば読むほど、好きになりそうな予感がします。
『みずき、さらわれる』では、おぼっちゃんをキャンプ場に送迎することになった ひぐっちゃんと、ドライブをしようと誘われて こっそり車に乗り込んでいたみずきが、おぼっちゃんの策略に巻き込まれてしまうおはなしです。
ひぐっちゃんの意外な過去がわかりますよ。
本をおすすめしたい方
- 「ナゾトキ」「推理」が好きな お子さん
- 旅行が好きな お子さん
本の難易度
| 当サイトおすすめの対象年齢 | （一人読み）5年生～ |
| ふりがな | 簡単な漢字には、ルビは振られていません。 |
| 文字のサイズ | 約3mm |
| ページ数 | 208ページ |
| 読み聞かせ時間 | 1時間以上（人により前後します） |
| ジャンル | 児童書（挿絵4ページ） |
| キーワード | 探偵 三重県 シングルファミリー 運転 |
| 出版社の紹介ページ（ためし読みできます！） | https://www.shogakukan.co.jp/books/09289330 |
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 子どもウケ | ★★★★☆ |
登場人物
- 相川 瑞希…小学5年生。お母さんと二人暮らしだが、仕事が忙しいときは祖父母の家で過ごしている
- 樋口 丈一…みずきの亡くなったお父さんの弟。自称 探偵。
- 松宮 櫂…11歳。お父さんと暮らしている。普段はお手伝いさんと過ごしている。
- 鷗さん…松宮家の専属ドライバー
あらすじ
みずきは、担任の先生との折り合いが悪く、落ち込んでいました。
そんなある日、ひぐっちゃんに誘われてドライブに行くことになりました。しかし本当は、ひぐっちゃんは〈おぼっちゃんをキャンプ場まで送迎する〉という仕事を引き受けていて、おぼっちゃんがキャンプに行っている間、その車でみずきとドライブしようとしていたのです。
そんなわけで、みずきは車の後部座席で隠れていました。パーキングエリアでひぐっちゃんがトイレに行ったあと、車が発信すると、なぜか小さな男の子が運転していました。
ひぐっちゃんは、どうしたのでしょうか？男の子の旅の目的はなんなのでしょうか？
おすすめポイント
事件を巻き込まれたにもかかわらず、悩んでいる人に寄りそう ひぐっちゃん・みずきに心温まる作品です。子どもが高級車を運転していたり、悪者に襲われたり、ドキドキ・ハラハラする展開に、目が離せません。
今回は、伊勢観光も楽しめます。伊勢神宮・赤福氷・伊勢シーパラダイス・伊勢うどんなど、伊勢の魅力がいっぱいです。
公衆電話の使い方が、勉強になりました。子どもに公衆電話を使わせたことがないので、一度体験させたいと思いました。
公衆電話は、市街地では約1キロ四方に1台、その他の地域では約2キロ四方に1台を置くことが義務づけられているそうです。災害時のために、親子で場所を確認しておくといいですね。
作者紹介
作者：櫻井 とりお（さくらいとりお）さん
京都市生まれ。放送大学教養学部卒。2018 年第1 回氷室冴子青春文学賞大賞を受賞、2019 年『虹いろ図書館のへびおとこ』で作家デビュー。2020 年度まで関東圏の公立図書館に勤めた。
高学年向け作品
- 「虹いろ図書館」シリーズ
- 「図書室の奥」シリーズ
- 「あたしとひぐっちゃんの探偵日記」シリーズ
- ことわざハンター 不思議な石と魔法の辞書
挿絵：嶽 まいこ（だけ まいこ）さん
1985年石川県生まれ。東京都在住。金沢美術工芸大学視覚デザイン専攻卒業。 広告、雑誌、Web、パッケージなどでイラストレーションを手がける。イラストレーター、漫画家。”日常の中のふしぎなモノ・コト”をテーマに個展、グループ展など展覧会でも作品を発表。物語や文芸書の装画多数。
絵本の挿絵作品に、『おなじところ ちがうところ』（作：新井 洋行）、『すきなこと にがてなこと』（作：新井 洋行）、『あなたがおなかのなかにいたとき』（作：せきや ゆうこ）、『すきなひと』（作：桜庭 一樹）、漫画に『なんてことないふつうの夜に』『世にも奇妙なスーパーマーケット』があります。
生き生きとした人物が魅力的ですね。
高学年向け作品
- 雨の日が好きな人（作：佐藤 まどか）
- 雨女とホームラン（作：吉野 万理子）
シリーズ一覧
「あたしとひぐっちゃんの探偵日記」シリーズは、3巻まで刊行されています。
- あたしとひぐっちゃんの探偵日記 消えたテディベア
- あたしとひぐっちゃんの探偵日記 みずき、さらわれる？
- あたしとひぐっちゃんの探偵日記 先生は誘拐犯？
本を読んで、ひとこと
子どもの運転は、危険しかない！
以上、『あたしとひぐっちゃんの探偵日記 みずき、さらわれる』の紹介でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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