【低学年～ オールカラー 児童書】ランドセル名作 3つのとんち

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こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ（@nanoha630）です。

＼　この記事を書いたのは！　／

・大阪在住の専業主婦
・二児の母（2013年生まれ 男・2016年生まれ 男）
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う（10年以上）

今回は、3つのとんちにまつわる話がオールカラーで収録されている『3つのとんち』を紹介します。3話全部読んでも10分しかかからないので、幼年童話 導入にピッタリです。

本をおすすめしたい方

• ひらめき力が欲しい お子さん
• 絵本からステップアップして欲しい おやごさん
• 名作を読んでほしい おやごさん
• リズムがいい本を探している おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢	（読み聞かせ）年中さん～ （一人読み）1年生～
ふりがな	カタカナ・すべての漢字にルビが振られています。
ページ数	96ページ
読み聞かせ時間	約10分（人により前後します）
ジャンル	幼年童話（すべてのページに挿絵あり）
構成	3話（①一休さん　②うさぎどんきつねどん　③長ぐつをはいたねこ）
キーワード	とんち　名作　　①橋　②いばら　③ねこ　鬼
出版社に紹介ページ	https://hon.gakken.jp/book/1020467800
おすすめ度	★★★★★
子どもウケ	★★★★★

あらすじ

1話目。むかし、一休さんというとてもかしこい小僧さんがいました。

ある日、隣村の旦那さんから、和尚さんにごちそうのおまねきの手紙が届きました。二人が生きていると、家の前の橋に「このはし わたるべからず」という立札が立ててあります。

一休さんは、どうするのでしょうか？

2話目。きつねどんは、仲の悪いうさぎどんを捕まえようと、いつも狙っていました。

ある日、きつねどんはコールタールとまつやにをこね合わせ、ネバネバの人形を作りました。その人形を道ばたに座らせて、うさぎどんが来るのを待ちました。

きつねどんの思惑通り、うさぎどんはネバネバになって身動きできなくなりました。

うさぎどんは、逃げることができるのでしょうか？

3話目。ある日、粉ひきの男が亡くなり、三人の息子たちが財産を分けることになりました。

1番上の息子は、粉ひき小屋をもらいました。2番目の息子はロバをもらいました。3番目の息子は、ねこを1匹もらっただけですが。

がっかりする3番目の息子に向かって、ねこは「ねこだってお役に立ちますよ。長靴1足と、袋を1つくださいな。」と言います。

ねこは、何を企んでいるのでしょうか？

おすすめポイント

「ランドセル名作」シリーズは、オールカラーのおはなしなので、絵本からのステップアップにピッタリの本です。

大きな文字・素敵なイラストで名作を楽しましてくれます。

今回のテーマは「とんち」です。ひらめきで人生を変えることができる！ということを教えてくれます。

作者紹介

作：間所 ひさこ（まどころひさこ）さん

1938年、東京都生まれ。第１回日本童話会賞、詩集『山が近い日』（理論社）で第13回野間児童文芸賞推奨作品賞を受賞。わが家では、「ころわん」シリーズ、「10ぴきのかえる」シリーズが人気でした。

絵：武田美穂

東京都生まれ。『となりのせきのますだくん』で絵本にっぽん賞、講談社出版文化賞・絵本賞受賞など、ほか作品でも受賞多数。小学生向けに以下の作品があります。

絵：古沢 たつお さん

東京生まれ。第１６回小学館おひさま大賞優秀賞を受賞。主な作品に、『クヌギくんのぼうし』『コヨーテ太陽をぬすむ―アメリカインディアンのおはなし―』などがあります。

絵：さとう あや さん

千葉県生まれ。湖のふもとで猫と暮らしている。主な作品に、『ネコのタクシー』『ケイゾウさんは四月がきらいです。』『ライ麦を食べたろばのロバート』、「ピピンとトムトム物語」シリーズなどがあります。小学生向けに以下の作品があります。

シリーズ一覧

「ランドセル名作」シリーズは現在8冊刊行されています。

• 3つのぼうけん
• 3にんのおひめさま
• 3びきのおばけ
• 3つのとんち
• 3つのごちそう
• 3つのまほう
• 3つのプレゼント
• ３にんのひめと王子

本を読んで「ひとこと」

ひらめきが人生を変えることがある！

以上、『ランドセル名作 3つのとんち』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。