【1時間以上で読む 児童書】暗号サバイバル学園 秘密のカギで世界をすくえ!

『暗号サバイバル学園1』紹介 児童書

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住の専業主婦
・二児の母(2013年生まれ 男・2016年生まれ 男)
・月 100冊 以上 読み聞かせを行う(10年以上)

今回は、暗号の天才を集めた学園ナゾトキアに入学した小学生ハルトが、暗号で仲間と競いながら謎の悪と戦うおはなし『暗号サバイバル学園』を紹介します。

本格的な暗号がたくさん出てきます。一緒にナゾトキを楽しむことができますよ。

本をおすすめしたい方

  • 「ナゾトキ」「推理」が好きな お子さん
  • 冒険小説が好きな お子さん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)2年生~
(一人読み)4年生~
ふりがなすべての漢字にルビが振られています。
文字のサイズ3mm
ページ数168ページ
読み聞かせ時間1時間以上(人により前後します)
ジャンル児童書(4分の1くらいのページに挿絵あり)
キーワードナゾトキ 暗号 モールス信号
特設ページhttps://gakken-ep.jp/extra/angougakuen/
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

登場人物

  • ハルト…熱血小学生。スポーツは得意だが、暗号は苦手。
  • アイン…頭脳明晰で、どんな暗号も得意とする、クラスのリーダー。
  • リーナ…動物が大好きで人間は苦手。ひらめき系の暗号が得意。
  • シュウ…大変な物知りで、いつも落ち着いている。知識系の暗号が得意。
  • ヒソカ先生…学園ナゾトキアの先生。厳しいクラスの先生。
  • ギンガ校長…やさしくて生徒思いな校長先生。
  • シャドウ…ゴースト学院の生徒。かつては学園ナゾトキアの生徒だった。
  • ゴードン博士…「アンゴリアの鍵」がもとで、事件にまきこまれる。

あらすじ

小学生のハルトは、世界平和に役立てる暗号に強い生徒を育てる「学園ナゾトキア」に1カ月遅れで入学することになりました。

教室に行くと、教室には3人の生徒。なぜかハルトだけ檻に入れられています。キングコブラに噛まれ、30分以内に暗号を解かないと、毒が体中にまわって助からないと言われます。なんとか暗号を解き、クラスに仲間入りすることができました。

その後も、数々の試練を課されます。ハルトは生き残ることができるのでしょうか?

おすすめポイント

本格的な暗号がたくさん出てきます。大人でも少し難しいです。ヒントはナゾトキの邪魔にならないように、小さな文字で逆さまに記されています。

モールス信号、シーザー暗号、ヒエログリフなど、暗号の歴史を学ぶことができますよ。

ナゾトキだけでなく、ストーリーも引き込まれます。

かつて栄えていた文明の高い「アンゴリア帝国」は、やがて来る地球の滅亡を防ぐための装置を開発していた。その装置を動かすためには五本の鍵が必要だが、五本の鍵は玉に入れられ世界のとこかにちらばっている。予言された地球滅亡をふせぐために、鍵と装置をなんとしても見つけなくてはならない。

鍵をさがす悪の組織も登場して、ハラハラ・ドキドキする作品ですよ。

作者紹介

作者:山本 省三(やまもと しょうぞう)さん

1952年、神奈川県生まれ。横浜国立大学卒。絵本や童話、パネルシアター、紙芝居の執筆など幅広く活躍されています。小学生向けの作品に、以下のものがあります。

低学年向け

  • じごくでラーメン
  • 「ゆうれいたんていドロヒュー」シリーズ
  • 「おしゃれプリンセス ミューナ」シリーズ
  • 「うちゅうにんじゃとんじゃ丸」シリーズ

中学年向け

  • 海を科学するマシンたち
  • キセキのスパゲッティー
  • 脱走ペンギンを追いかけて

絵:丸谷 朋弘 さん

「ひざのきんにく」名義でイラストレーターとして活動。児童向け書籍や、ソーシャルゲームのイラストなどの制作を手掛けれれています。

シリーズ一覧

「暗号サバイバル学園」シリーズは、5巻まで刊行されています。

  • 秘密のカギで世界をすくえ!
  • やみに光る魔神の目
  • 古城にほえるドラゴン
  • 砂ばくにひそむ悪魔
  • もえる宝石の島

本を読んで、ひとこと

暗号を解くには、知識と勇気が大切!

以上、『暗号サバイバル学園 秘密のカギで世界をすくえ!』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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