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こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。
この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上読破。
一つだけ願いを叶えてくれるなら、何をお願いしますか? お金をもらうのか、見た目を整えてもらうのか。私は、過去に戻ってやり直したい!幼稚園くらいに戻りたいです。
今回は、不思議な世界に迷い込んでしまった小学6年生の少年が、命を懸けて大冒険をするおはなし『二分間の冒険』を紹介します。
発売から40年近くも経っているとは思えない、ワクワクするおはなしです。
Audibleで聴くことができます。本をおすすめしたい方
- 冒険が好きな お子さん
- 友だちの大切さを知って欲しい おやごさん
- 想像力を広げて欲しい おやごさん
本の難易度
当サイトおすすめの対象年齢 | (一人読み)5年生くらい~ |
文字の種類 | ひらがな・カタカナ・漢字(すべての漢字にはルビが振られています。) |
ページ数 | 237ページ |
Audible 再生時間 | 4時間33分 |
ジャンル | 児童書 |
キーワード | 友だち 小学6年生 冒険 竜 ワープ |
出版社の紹介ページ(ためし読みできます) | https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784036352500 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
子どもウケ | ★★★★★ |
あらすじ
ある日、小学6年生の悟は学校でトゲ抜きを拾いました。トゲ抜きといえば、保健室。保健室に届けにいくことにしました。途中、ふしぎな黒猫「ダレカ」に会いました。見えないトゲを抜くと、一つだけ願いを叶えてくれるといいます。考える時間がほしくて、時間がほしいと言うと、悟は 子どもたちだけが住む世界に送り込まれてしまいました。
ダレカは、「あわてるなよ。ちょいとおれとあそんでくれよ。いいかい、こいつはゲームだ」と言いました。そのゲームとは、「この世界でいちばんたしかなものの姿」になったダレカをみつける、かくれんぼ。タイムリミットは元の世界の「二分間」。けれども、この世界での二分は、悟が老人になるまでの時間と同等だというのです。
悟が迷い込んだ不可思議な村の子どもたちはみな、竜の生贄になることが運命づけられていました。定めから逃れるには、竜とのなぞかけゲームに勝つしかないのですが、なんでも知っている竜に勝つことは難しく、これまでに戻ってきたものはひとりもいません。悟は仲間とともに、この世界を支配している竜と闘うことになりました。
子どもたちは竜に勝って、新しい暮らしを手に入れることはできるのでしょうか?
悟は、ダレカを見つけることができるのでしょうか?
私が感想文を書くなら
- 見えないトゲを抜くふりをするだけで願いを叶えてもらえるなんて、ラッキーだなと思いました。どんな願いをお願いしよう、と考えるとワクワクしました。
- 「竜のいけにえになる運命」と決まっていたら、人生を諦めてしまうかもしれません。別世界からやってきてしまったからこそ、新しい風を吹かすことができたんだと思います。先入観を捨てて、突破する方法を考えることのできる人になりたいです。
作者紹介
作:岡田 淳(おかだ じゅん)さん
1947年兵庫県生まれ。神戸大学教育学部美術科を卒業後、38年間小学校の図工教師をつとめる。 1979年『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』で作家デビュー。たくさんの賞を受賞されています。小学生向けの作品には、以下のものたあります。
低学年 向け
- 魔女のシュークリーム
中学年 向け
- 「おじいちゃんとぼく」シリーズ
- 「こそあどの森の物語」シリーズ
- 「カメレオンのレオン」シリーズ
- 机の下のウサキチ
- わすれものの森
- シールの星
高学年 向け
- ないしょの五日間
- 図書館からの冒険
- 夜の小学校で
- 手にえがかれた物語
- ポアンアンのにおい
- 選ばなかった冒険―光の石の伝説
- フングリコングリ 図工室のおはなし会
- 竜退治の騎士になる方法
本を読んで「ひとこと」
何も苦労のない、意志のない生活から幸せをつかまえることはできない!
一緒に戦った仲間は、宝物になる!
以上、『二分間の冒険』の紹介でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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