【15分で読む 仕事のおはなし】おしいれ電車

『おしいれ電車』紹介 10分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。子どもが1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上読破。

長男の幼稚園のときの将来の夢は、電車の運転士でした。駅が近いこともあり、いろんな電車を見に行きました。特急電車より、一番好きな電車は、身近で見れる電車でした。大阪環状線201系と貨物列車の桃太郎がお気に入りでした。電車を見ると、今もその頃の息子の姿を思い出して、ほほえましい気持ちになります。

今回は、性格が正反対の双子が、運転士の お父さんの死に直面するおはなし『おしいれ電車』を紹介します。

本をおすすめしたい方

  • 運転士に興味がある お子さん
  • 双子の話を読みたい お子さん
  • 将来の夢を考えたい お子さん
  • 人の死をテーマにした本を読んでほしい おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)年長さんくらい~
(一人読み)1年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字(漢数字以外、ルビが振られています。)
文字の大きさ約4㎜
ページ数80ページ
読み聞かせ時間約15分(ゆっくり音読した時間です。人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワード双子 家族 電車 運転士 小学3年生
おすすめ度★★★★☆
子どもウケ★★★★☆

あらすじ

一路とまつりは双子ですが、全く似ていません。一路はおとなしく、まつりは口が達者で、外で遊び回っていました。一路は電車が大好きで、押し入れを秘密基地にしていました。

ある日、お母さんに「お父さんが病気で入院することになった」と言われました。最後に運転する電車に乗りに応援に行くことになりました。その2か月後、お父さんは帰らぬ人となってしまいました。

まつりと一路の家族は、お父さんの死を乗り越えることができるのでしょうか?

おすすめポイント

「おしごと」シリーズでは、本を読むことでいろんな職業を疑似体験し、新しい視点を見つけることができます。

父親の仕事を見る息子の視点から、運転士の仕事内容について教えてくれます。また、電車の運行は運転士・車掌だけではなく、たくさんの人によって支えられていることを教えてくれます。

巻末の「電車の運転士のまめちしき」では、どんな仕事なのか、どんな人が運転士に向いているのか、運転士になるにはどうすればいいのか教えてくれます。

作者紹介

作者は、最上 一平(もがみ いっぺい)さんです。1957年山形県生まれ。作品に、「ようかいばあちゃん」シリーズ、『じゅげむの夏』、『山のちょうじょうの木のてっぺん』、『あしたもチャーシューメン』などがあります。

絵は、クボ桂汰(くぼけいた)さんです。1960年東京都生まれ。挿絵作品に、『タミーと魔法のことば』『へそ茶の自由研究』『7分間でゾッとする7つの話』などがあります。

シリーズ一覧

『おしごとのおはなし』シリーズは20冊刊行されています。

本を読んで、ひとこと

自分の好きを追求して、夢を見つけよう!
寄り添える人がいるって幸せなこと!

以上、『おしいれ電車』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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