【25分で楽しむ 変幻自在の怪盗の本】怪盗ショコラ ハートはぬすめない

4.5
『 怪盗ショコラ ハートはぬすめない』紹介 20分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上、累計100冊以上読破。

サーカスってワクワクしますよね。子どもの頃、ゾウが消えるイリュージョンを見て衝撃を受けました。

今回は、変幻自在に変装できる、怪盗ショコラがお姫様のゾウを取り戻そうと奮闘するおはなし『怪盗ショコラ ハートはぬすめない』を紹介します。 

本をおすすめしたい方

  • 推理をするのが好きな お子さん
  • サーカスが好きな お子さん
  • パリに憧れてる お子さん
  • リズムのいい話を探している おやごさん

本の難易度

対象年齢(読み聞かせ)1年生くらい~
(一人読み)3年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字(漢数字以外にルビが振られています。)
ページ数95ページ
読み聞かせ時間約25分(ゆっくり音読した時間です。人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワード怪盗 ゾウ サーカス 
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

↓文字の大きさはこれくらいです。

本の内容

ショコラ・セーヌ・ナプレオンの3人は、普段はケーキ屋さんをしています。しかし、本当の姿は…怪盗です。ある日、シロップ王国のお姫様が大切にしていたゾウの「ハート」をブラックロというサーカス団から取り戻して欲しいという依頼を受けます。厳重に管理されたサーカス団からどうやったら取り戻すのか!

アルセーヌ・ルパンのように自由自在に変装できるショコラ、乗り物をなんでも乗りこなすセーヌ、風船でなんでも作ってしまうナポレオンがどのような作戦を立てるのかが見ものです。

おすすめポイント

何でもできて、決断力があるショコラだけど、乗りものに酔いやすくて、ちょっと抜けているところがあって、感情移入しやすいです。

登場人物の名前がフランスにまつわるものが多いです。フランスが大好きな私は、たくさんのフランス語に出会えてワクワクしました。

登場人物

  • ショコラ
  • セーヌ
  • ナポレオン
  • ボロローニさん…シロップ王国の大使館に勤めている
  • ハート…シロップ王国の宮殿でかっている象
  • エクレア…シロップ王国の王女
  • ブラックロ…サーカス団の団長
  • アップルパイ…象つかい
  • ベルモンド警部

作者紹介

作者は、杉山 亮(すぎやま あきら)さんです。東京生まれで、保父・手づくりおもちゃ屋を主宰。代表作品に、『もしかしたら名探偵シリーズ』、『ミルキー杉山のあなたも名探偵シリーズ』があります。

絵は、小林 裕美子(こばやし ゆみこ)さんです。東京在住で、イラスタレーター・漫画家として活躍されています。

シリーズ一覧

『怪盗ショコラ』シリーズは5冊刊行されています。

  • アイスミルクは永遠に
  • ムーンライト作戦
  • ハートはぬすめない
  • ドラキュラにかんぱい
  • ショコラ対にせショコラ

以上、『怪盗ショコラ ハートはぬすめない』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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