Audible で聴く< 瀬尾 まいこ>さんの作品 7選【2026年2月更新】

Audibleで聴く瀬尾まいこさんの作品紹介 Audibleまとめ

こんにちは、Audible マニアのナノハです。

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・大阪在住のシングルマザー(2025年離婚)
・二児の母(2013年生 男・2016年生 男)
・10年以上 月 100冊 以上の読み聞かせ
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いろんな家族の形を優しく描く<瀬尾 まい子>さんの作品を紹介します。

Audible で聴くことができるのは7作品。本屋さん大賞にノミネートされている『ありか』が一番心に響きました。

瀬尾 まいこ( せお まいこ )さん
1974年、大阪府生まれ。大谷女子大学文学部国文学科卒業。2001年「卵の緒」で坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、翌年、単行本『卵の緒』でデビュー。2005年『幸福な食卓』で吉川英治文学新人賞を、2009年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞を、2019年に『そして、バトンは渡された』で本屋大賞を受賞。
2026年『ありか』が本屋大賞候補に。

そして、バトンは渡された( 再生時間:11時間52分 )

幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。
その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない〝父〟と暮らす。
血の繋がらない親の間をリレーされながらも、出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき――。
この著者にしか描けない優しい物語。

人には説明できない入り組んだ関係で、血の繋がりもないけど、愛情たっぷりな保護者たち。父母が揃っていて常に愛情が注がれるのが一番だけど、こんな形も悪くないな、と思いました。気ままでワガママに見える継母の心からの愛情に、涙が止まりませんでした。第16回本屋大賞受賞作です。

こんな人におすすめ!
・いろんな家族の形を知りたい方

↓ 映像化されています。

掬えば手には( 再生時間:6時間9分 )

ぼくは、どうして生まれてきたんだろう?
大学生の梨木匠は平凡なことがずっと悩みだったが、中学3年のときに、エスパーのように人の心を読めるという特殊な能力に気づいた。ところが、バイト先で出会った常盤さんは、匠に心を開いてくれない。常盤さんは辛い秘密を抱えていたのだった。だれもが涙せずにはいられない、切なく暖かい物語。

私も特殊な能力に憧れました!「才能は無限大」なんてことはなくて、成長するにつれて自分の平凡さを思い知らされる… そんな中で素敵な才能を見出した青年に、ほっこりできるおはなしです。

こんな人におすすめ!
・平凡であることに悩んでいる方
・飲食店のバイトに興味がある方
・不登校について興味がある方

夜明けのすべて( 再生時間:6時間50分 )

職場の人たちの理解に助けられながらも、月に一度のPMS(月経前症候群)でイライラが抑えられない美紗は、やる気がないように見える、転職してきたばかりの山添君に当たってしまう。
山添君は、パニック障害になり、生きがいも気力も失っていた。
互いに友情も恋も感じていないけれど、おせっかいな者同士の二人は、自分の病気は治せなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになるーー。
人生は思っていたより厳しいけれど、救いだってそこら中にある。
生きるのが少し楽になる、心に優しい物語。

自分ではコントロールできない病気で苦しんでいる二人が、同じ会社で過ごすうちに恋愛関係ではないけど、同士になり気の置けない関係になって、お互い助け合うおはなし。自分では分からないことも、相手を思いあって観察したら見えてくることがある、PMS・パニック障害になっても周りの少し高齢の社員たちは、優しく見守ってくれる。辛いおはなしなのに、優しくてほっこりできるおはなしです。

こんな人におすすめ!
・優しいおはなしを読みたい方
・PMSについて知りたい方
・パニック障害について知りたい方
・会社に行くのが辛い方

夏の体温( 再生時間:4時間39分 )

「出会い」がもたらす「奇跡」を描いた全3篇
■「夏の体温」
夏休み、小学3年生の瑛介は血小板数値の経過観察で1ヶ月以上入院している。退屈な毎日に、どうしたっていらいらはつのる。そんなある日、「俺、田波壮太。3年。チビだけど、9歳」と陽気にあいさつする同学年の男子が病院にやって来た。低身長のための検査入院らしい。遊びの天才でもある壮太と一緒に過ごすのは、とても楽しい。でも2人でいられるのは、あと少しだ――。
■ 「魅惑の極悪人ファイル」
容姿にコンプレックスを抱く、内向的な大学生の早智。だが大学1年生の時に発表した小説が文学賞を受賞し、にわかに注目を集める。そして3作目。執筆に苦戦し、それまでの作風とは異なった「悪人」を主人公にした小説に挑む。そのモデルに選んだのが、腹黒いと周りから言われている男子学生、倉橋だった。早智が取材を進めてゆくと……。
■ 「花曇りの向こう」

2話目の「魅惑の極悪人ファイル」がお気に入りです。内向的で友だちがいない早智が、腹黒いと言われている倉橋を取材するうちに、倉橋の少しちゃらいけど優しい姿に触れ、友情が芽生えていくのがよかったです。誠実に生きてきて傷を受けた人が、自分を守るためにわざと友人と少し距離置いてしまったり、心を閉ざしてしまう共感しました。

こんな人におすすめ!
・心に寄り添う短編集を読みたい方
・低身長の検査について知りたい方( 「夏の体温」
・文学賞について知りたい方魅惑の極悪人ファイル
・部活の上下関係に悩んでいる方魅惑の極悪人ファイル

優しい音楽<新装版>( 再生時間:5時間10分 )

混雑した駅中、彼女は驚いた様子でまっすぐ僕の方へ歩いてきた。
それが僕たちの出逢いであり、恋人同士になるきっかけだった。でも、心も身体もすっかり馴染みきったある日、唐突に知ってしまう。
彼女が僕に近づいた理由を――。(表題作「優しい音楽」)
ちょっと不思議な交流が生みだす、温かな心の触れ合いを描いた作品集。

「優しい音楽」「タイムラグ」「がらくた効果」の3話が収録されています。2話目の「タイムラグ」がお気に入りです。なんと、不倫相手の夫婦が旅行に行っている間、小学3年生の一人娘を預かるという設定。最初は戸惑うものの、一緒にごはんを食べたり、買い物にいったりするうちに距離が近づき、娘のためにひと肌脱いでしまうまでに!ビックリな設定ですが、子どもの無邪気な姿にほっこりする作品です。豪遊が「○○に忍び込む」っていう考え方が、かわいすぎる!
3話目の「がらくた効果」も恋人が浮浪者を拾ってくる、というビックリな設定ですよ。

こんな人におすすめ!
・心に寄り添う短編集を読みたい方
・いろんな家族の形を知りたい方

私たちの世代は( 再生時間:7時間12分 )

「明日が怖いものではなく楽しみになったのは、あの日からだよ」
今でもふと思う。あの数年はなんだったのだろうかと。
不自由で息苦しかった毎日。
家で過ごすことが最善だとされていたあの期間。
多くの人から当たり前にあるはずのものを奪っていったであろう時代。
それでも、あの日々が連れてきてくれたもの、与えてくれたものが確かにあった――。

コロナ禍で人生を翻弄された二人の少女のその後を描いた作品。訳が分からない状況の中、我慢を余儀なくされた日々。施設育ちで夫も早くに失い、水商売をしているお母さんの前向きで明るい姿が素敵でした。経済的に裕福ではなくても、子どもに希望と愛情を与えることができるんだな、と勇気をもらいました。

こんな人におすすめ!
・シングルマザーの生活を垣間見たい方
・コロナ禍の生活を振り返りたい方

・子どもの気持ちに寄りそいたい方
・いろんな家族の形を知りたい方

ありか( 再生時間:9時間22分 )

母親との関係に悩みながらも、一人娘のひかりを慈しみ育てる、シングルマザーの美空。
義弟で同性のことが好きな颯斗は、兄と美空が離婚した後も、何かと二人の世話を焼こうとするがーー。
「子育てをしながら自分が受けた恩を思い知って、親に感謝していくのだと思っていた。それが親になった途端、さっぱりわからなくなった。この日々のどこに恩を感じさせるべきところがあるのだろう」

毒親に育てられたシングルマザーの美空の一人娘のひかりの子育てを描いた作品。義弟とママ友に助けられながら、毒親の呪いを解き、一人娘との時間を大切にする姿が素敵でした。シングルマザーの娘から月10万円援助を求めるなんて、人間じゃない。子どもの頃に欲しいものが買ってもらえなくて、寂しい思いをした美空。節約だけじゃなくて、小さな贅沢を大切にしたいと思いました。
辛い描写もありますが、ひかりの言動にほっこりする作品です。

こんな人におすすめ!
・シングルマザーの暮らしを垣間見たい方
・毒親に興味がある方
・LGBTQについて知りたい方

・子どもの無邪気な言動にほっこりしたい方

『ありか』のインタビュー記事はこちら

以上、Audible で聴く< 瀬尾 まいこ>さんの作品の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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