みてろよ!父ちゃん!【低学年~読む 運動会のはなし】

『みてろよ!父ちゃん!』紹介 10分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住の専業主婦
・二児の母(2013年生まれ 男・2016年生まれ)
・月 100冊 以上 読み聞かせを行う(2013年~)

10分で読む!低学年~ 運動会・家族が題材の 幼年童話を紹介します。

運動会の徒競走で1番になれそうだけど、父さんは仕事で見にこれず、モヤモヤしている少年を描いた作品です。

自分のできる愛情をそそぐお父さんと、寂しさを感じながらも頑張る少年の心の変化に心温まるおはなしです。

本をおすすめしたい方

  • 運動会のおはなしを読みたい お子さん
  • お父さんのおはなしを読みたい お子さん

本の難易度

当サイトおすすめ対象年齢(読み聞かせ)年長~
(一人読み)1年生~
ふりがなすべての漢字にルビが振られています。
ページ数64ページ
読み聞かせ時間10分
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワード運動会 大工 親子の絆
出版社の紹介ページhttps://common.bunkei.co.jp/books/2971.html
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

もうすぐ運動会。アキヨシは 徒競走の練習で クラスで一番足の速いカケルくんに初めて勝ってうれしい反面、モヤモヤしていました。大工の棟梁をしている お父さんは仕事で見に来れないからです。一方カケルくんは、両親と祖父母まで来てくれるようで、うらやましくて仕方がありません。

お母さんにそのモヤモヤをぶつけてしまいます。すると、お母さんに小学校へ連れ出されました。そこで、アキヨシはお父さんを見ました。

お父さんは何をしていたのでしょうか?

おすすめポイント

〈親の愛情表現の違い〉について描かれています。責任のある仕事をしていると、休めないことがありますよね。直接応援するだけじゃなくても、応援する方法があることを教えてくれます。

学校で裏方の仕事をしたり、かけっこの練習を一緒にしたり、方法は違っても親は子どものことを思ってるんだよ、と教えてくれます。

作者紹介

作:くすのき しげのりさん

1961年徳島県生まれ。鳴門市在住。小学校教諭、鳴門市立図書館副館長などを経て、現在は、児童文学を中心とする創作活動と講演活動を続けている。

わが家では、『ひとりで えほん かいました』『ぼくのにいちゃんすごいやろ!』などが人気でした。小学生向けの作品は以下になります。

低学年向け

  • こうちゃんとぼく
  • みてろよ!父ちゃん!!
  • ニコニコ・ウイルス
  • やさしいティラノサウルス
  • スポーツのおはなし 空手 空手、はじめます!
  • おしごとのおはなし プロ野球選手 フルスイング!

中学年向け

  • 子ぎつねと音のなる石
  • はじけろ!パットライス
  • 三年一組、春野先生!三週間だけのミラクルティーチャー
  • おしごとのおはなし 小学校の先生 三年二組、みんなよい子です!
  • ネバーギブアップ!

高学年向け

  • すべての愛しきLifeへ

絵:小泉 るみ子 さん

北海道生まれ。早稲田大学文学部卒業後、絵描きを志す。絵本、雑誌、教科書、挿絵の分野で活躍されています。

低学年向け

  • ムカッ やきもちやいた(作:かさい まり)
  • きょうはやきにく(作:いとう みく)
  • 「かんぱい!」シリーズ(作:宮川 ひろ)
  • みてろよ!父ちゃん!!(作:くすのき しげのり)
  • まぼろし写真館(作:福明子)
  • 七夕の月(作:佐々木 ひとみ)
  • イチゴがいっぱい(作:竹内 もと代)
  • おにいちゃん(作:後藤 竜二)
  • 1ねんサルぐみへようこそ!(作:舟崎 靖子)
  • めいたんていワープくん(作:武馬美恵子)

中学年向け

  • チョコレートと青い空(作:堀米 薫)
  • 六月のリレー(作:伊沢 由美子)
  • あたしが部屋から出ないわけ(作:アメリー・クーテュール)
  • トウモロコシが実るころ(作:長滝谷富貴子)
  • ぼくは未来の七冠王(作:竹田 まゆみ)

高学年向け

  • 富士山のむこう側(作:岩崎 京子)
  • 天風の吹くとき(作:岩崎 京子)
  • いつか、きっと!(作:福明子)
  • ジュンのふしあわせ物語(作:辻 邦)

心に残ったことば

いいことや、いいしごとは、だまってするもんだ。それを自慢するように言ったりすると、とたんにうすっぺらなものになっちまう。

本を読んで、ひとこと

愛情表現は、ひとつじゃない!

以上、『みてろよ!父ちゃん!』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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