【低学年～ ロングセラーの児童書】かいけつゾロリのにんじゃ大さくせん

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こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ（@nanoha630）です。

＼　この記事を書いたのは！　／

・大阪在住の専業主婦
・二児の母（2013年生まれ 男・2016年生まれ 男）
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う（10年以上）

30分で読む！低学年男女に人気の幼年童話を紹介します。

「かいけつゾロリ」シリーズは、キツネのゾロリと、ふたごの イノシシ、イシシ・ノシシが繰り広げる大冒険のおはなしです。自分の城を持つため、素敵な方と結婚するために大奮闘します。

『にんじゃ大さくせん』では、世界に2枚しか残っていない付加価値のついたテレカを奪うため、ゾロリたちが忍者に弟子入りします。忍者のふたりがテンポよい関西弁が心地いい作品です。

1995年に発売されたにも関わらず、第4回こどもの本総選挙で 383位を獲得しています！

＼　ボードゲームもおすすめ　／

本をおすすめしたい方

• おもしろい話が好きな お子さん
• 忍者が好きな お子さん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢	（読み聞かせ）年長～ （一人読み）1年生～
ふりがな	すべての漢字にルビが振られています。
文字の大きさ	約4mm
ページ数	96ページ
読み聞かせ時間	約20分（人により前後します）
ジャンル	幼年童話（すべてのページに挿絵あり）
キーワード	キツネ　イノシシ　忍者
出版社の紹介ページ	https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b192786.html
おすすめ度	★★★★★
子どもウケ	★★★★★

本のあらすじ

ゾロリは、妖怪学校の先生にブタのイラストが描かれたテレフォンカードをもらいました。がっかりしていると、テレビで同じテレカが紹介されました。「現在このテレフォンカードは世界に2枚しかなく、一千万円の価値がある。たった1枚になれば1億円の価値になる」と言っています。

テレカを盗むため、ゾロリたちは 忍者道場に入門し、多彩な忍術にチャレンジします。

ゾロリたちは、テレカを盗み出して、お城を建てることができるのでしょうか？

おすすめポイント

ロングセラーの「かいけつゾロリ」シリーズ。わが家の息子たちも大好きで、幼稚園の頃から読み出し、小3・小５になったいまも大好きです。

ゾロリは自分の欲望に一直線ですが、ピンチを乗り越えることで、仲間の絆を深めていく姿に、心温まります。困っている人を思わず助けてしまう人情味あふれる姿もいいですね。

突拍子ない行動に笑い、多彩なアイデアに感嘆し、友情にほっこりする楽しい作品です。

『にんじゃ大さくせん』では、二人の忍者のテンポよい関西弁がここちよく、関西らしい商売人根性も見ものです。忍者修行をしているゾロリ・ノシシ・イシシの姿が新鮮です。

息子にはテレカがわからなかったようで、衝撃的でした。公衆電話、減りましたよね。

公衆電話は、市街地では約1キロ四方に1台、その他の地域では約2キロ四方に1台を置くことが義務づけられているそうです。災害時のために、親子で場所を確認しておくといいですね。

作者紹介

原 ゆたか（はら ゆたか）さん

1953年、熊本県生まれ。

低学年向け 作品

• 「プカプカチョコレー島」シリーズ
• 「シルカ小学校のブキミともだち」シリーズ（挿絵　作：末吉 暁子）
• 「どっきんがいっぱい！」シリーズ（挿絵　作：さとう まきこ）
• 「にんじゃざむらいガムチョコバナナ」シリーズ（挿絵　作：さとう まきこ）

中学年向け 作品

• 「名門フライドチキン小学校」シリーズ（挿絵　作：田中成和）
• 「イシシとノシシのスッポコペッポコへんてこ話」シリーズ（挿絵　作：原 京子）

シリーズ一覧

本を読んで「ひとこと」

盗みはだけだけど、願いを叶えるための心意気を見ならおう！

以上、『かいけつゾロリのにんじゃ大さくせん』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。