【45分で読む 児童書】山の家のロッキー

『山の家のロッキー』紹介 児童書

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住の専業主婦
・二児の母(2013年生まれ 男・2016年生まれ 男)
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う(10年以上)

今回は、夏休みに おじさんの山小屋でロッキーという子犬の面倒をみることになった兄弟のおはなし『山の家のロッキー』を紹介します。

犬社会の厳しさ、自然災害の恐怖を教えてくれる作品です。

本をおすすめしたい方

  • 犬が好きな お子さん
  • ペットを飼うことの大変さを知って欲しい おやごさん
  • 自然災害の恐怖を伝えたい おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)2年生~
(一人読み)4年生~
ふりがなすべての漢字にルビが振られています。
文字のサイズ4mm
ページ数79ページ
読み聞かせ時間約45(人により前後します)
ジャンル児童書(約10ページに挿絵あり)
キーワード犬 自然災害 台風 家族 山の家 夏休み
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

あらすじ

夏休み、りょうとゆうたは お父さんの友だちのクマおじさんの住む山小屋でロッキーという子犬の世話をすることになりました。お父さんとお母さんが交代で休みをとり、20日間も滞在します。

ロッキーは、小さな犬で 生まれてすぐに兄弟たちにいじめられて、臆病になっていて、なかなかなついてくれません。

何日か経って、台風が近づいて風が強くなってきました。お父さんとお母さんの交代の時間で、兄弟二人きりになってしまいました。停電して、真っ暗になり不安でたまりません。

りょうとゆうたは、無事に台風を乗り切ることができるのでしょうか? ロッキーを守ることはできるでしょうか?

おすすめポイント

いつもと違う環境で、兄弟二人きりで過ごす少年たちの不安を描いています。不安と恐怖でいっぱいなのに、弟と犬を守るためにがんばる姿にハラハラさせられます。自然災害の恐ろしさを教えるのにピッタリの作品です。

また、預かっている子犬が何度も逃げてしまい、子犬のこと、飼い主のクマおじさんを思い必死で探す兄弟を、思わず応援したくなります。

動物社会の厳しさ、自然災害の恐ろしさ、相手を思いやることの大切さを教えてくれます。

作者紹介

作:依田 逸夫(よだ いつお)さん

1940年山梨県生まれ。東京学芸大学を卒業。日野市市立日野第六小学校に勤務。小学生向けの作品に以下のものがあります。

低学年向け

  • 水よう日はぎゅうにゅうの日

中学年向け

  • 転校6かい友だち8人
  • ふたりでのった新幹線

高学年向け

  • 「トンデモ探偵団」シリーズ
  • 春さんのスケッチブック

絵:末崎 茂樹(すえざき しげき)さん

1948年大阪生まれ。わが家では、「わんぱくだん」シリーズ、「くすのきだんち」シリーズが大人気でした。小学生向けの作品に以下のものがあります。

低学年向け

  • おへそのカニくん(作:柴田 佐和子)
  • おばけ貯金(作:あかね・るつ)

中学年向け

  • ぼくのマルコは大リーガー(作:小林 しげる)
  • ありがとう、諏訪子さん――日本でいちばん長生きしたインドゾウの話(作:深山 さくら)
  • 椋鳩十の野犬物語(作:椋 鳩十)

高学年向け

  • スペース合宿へようこそ(作:山田 亜友美)
  • ぼくの一輪車は雲の上(作:山口 理)

本を読んで、ひとこと

自然災害は、人間の力ではどうにもできない。
ピンチなときに、勇気を出して行動しよう!


\ 犬がでてくる本はこちら! /

以上、『山の家のロッキー』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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