【悩みに寄り添ってくれる本】願いがかなう自動はんばいき ジャンケン必勝てぶくろ

『願いがかなう自動はんばいき ジャンケン必勝てぶくろ』紹介 児童書

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。子どもが1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上読破。

学校では、いろんな人がいますよね。気が合う人ばかりとは限りません。誰もが、悩みを抱きつつ過ごしていますよね。

今回は、願いがかなう自動販売機が突然現れ、500円で素敵なアイテムが手に入れた3人のことを描いたおはなし『願いがかなう自動はんばいき ジャンケン必勝てぶくろ』を紹介します。

本をおすすめしたい方

  • 不思議な話が好きな お子さん
  • 友だちの話が読みたい お子さん
  • 何かに悩んでいる お子さん
  • リズムのいい話を探している おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)1年生さんくらい~
(一人読み)3年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字(漢数字以外の漢字にルビが振られています。)
ページ数151ページ
ジャンル児童書
構成3話(①ジャンケン必勝てぶくろ 白雪姫はわたさない ②社長さんセット プロレスかぶしき会社 ③アニマルキャップ あの日に帰りたい)
キーワード4年生 学校①ジャンケン 発表会 白雪姫 ②プロレス 商店街 会議 ③ネコ ゾウ ピアノ
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

1話目。小学4年生のクルミは、ジャンケンで負けてばかり。発表会では主役の白雪姫がやりたいのですが、不安でたまりません。そんなとき、不思議な自動販売機が現れて、「500円でジャンケン必勝てぶくろ」を購入します。クルミは、白雪姫をすることができるのでしょうか?

2話目。小学4年生のヤスシは、プロレスが大好き。そんなとき、プロレス好きにピッタリな自動販売機が現れます。人が来て急いでボタンを押すと、間違って「社長さんセット」を購入してしまいます。プロレスかぶしき会社をつくって、さびれた商店街をもりあげることができるのでしょうか⁉

3話目。小学4年生のナオは、不思議な自動販売機が現れます。悩んだあげく、動物の気持ちがわかるようになる「アニマルキャップ」を購入しました。飼い猫のアシモフについていくと、素敵なピアノ演奏をするおばあさんの家にでした。アニマルキャップのことを話すと、ある動物との通訳をお願いされます。ナオは、上手に通訳ができるでしょうか?

どれも優しいお話でした。特に3話目のゾウの言葉に心うたれました。

作者紹介

作者は、山口 タオ(やまぐち たお)さんです。兵庫県生まれ。東京都在住。東京大学工学部都市工学科卒業。作品に、「のらねこソクラテス」シリーズ、『黒のショートショート』『白のショートショート』などがあります。

絵は、大阪府生まれ。大阪芸術大学デザイン学科卒業。わが家では「ようかいむら」シリーズが人気です。

シリーズ一覧

「願いがかなう自動はんばいき」シリーズは現在3冊刊行されています。(2024年7月現在)  

  • ジャンケン必勝てぶくろ
  • 算数すきすきメガネ
  • のらねこライセンス

次に読んでほしい本

AIマスクはいかがですか?

悩みを解決してくれる不思議なマスクを手に入れた小学4年生のおはなしです。悩みを持つ小学生に寄り添ってくれるお話です。

以上、『願いがかなう自動はんばいき ジャンケン必勝てぶくろ』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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