【40分で読む 子どもの本】なのだのノダちゃん ふしぎなコウモリガサ

『なのだのノダちゃん ふぎしなコウモリガサ』紹介 40分以上で読む幼年童話

この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上、累計100冊以上読破。

もうすぐ雨の季節ですね。ゆううつな気分になりがちです。そんなときこそ、おうちで読書タイム!

今回は、長男のサクちゃんが爆笑していた『なのだのノダちゃん ふしぎなコウモリガサ』を紹介します。雨の日に出会った小さな真っ黒な不思議な少女との交流を描いています。

本をおすすめしたい方

  • 雨の話が読みたい お子さん
  • おばけの話が好きな お子さん
  • 不思議な話が好きな お子さん
  • リズムのいい話を探している おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)1年生さんくらい~
(一人読み)3年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字すべて出てきます。ほとんどの漢字にルビが振られています。(雨・水玉など1年生レベルの漢字にはルビのないものがあります)
ページ数119ページ
読み聞かせ時間約40分(ゆっくり音読した時間です。人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
構成3話(①コウモリガサとトマトジュース ②コウモリガサとナポリタン ③コウモリガサとカエルガサ)
キーワード雨 傘 吸血鬼 コウモリ 料理 不思議な話
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

1話目。主人公のサキちゃんは、雨の帰り道に黒ずくめの小さな女の子に出会います。服装も・話し方も少し変です。そのうえ「コウモリが逃げてしまった」とか「十字架がこわい」など、変なことをいいます。名前も変なので、ノダちゃんと呼ぶことにしました。

ノダちゃんの正体は?サキちゃんはノダちゃんを元気にしてあげれるのでしょうか?

2話目。おひさまギラギラの帰り道。今度は道ばたに倒れているノダちゃんを発見しました。ノダちゃんとコウモリたちを元気にするため、サキちゃんはナポリタンを作ります。

ノダちゃんに邪魔されながら、おいしいナポリタンを作ることができるでしょうか?

3話目。サキちゃんはスーパーでお気に入りの傘を取られてしまいます。探していると、ノダちゃんに会います。一緒に探してくれますが、みつかりません。

ノダちゃんが傘をプレゼントすると言って傘屋さんに連れていってくれます。素敵な傘は見つかるでしょうか?

おすすめポイント

ノダちゃんは、礼儀正しいようで、いたずらっ子、人見知りなところもあります。吸血鬼の女の子、ノダちゃんの話し方・行動が人間ばなれしていておもしろいです。

ノダちゃんとサキちゃん、商店街の人々の優しい心にほっこりできます。

吸血鬼の好物が、人間の血からトマトジュース・トマトになっていてよかったですね。

作者紹介

作者は、如月 かずさ(きさらぎ かずさ)さんです。1983年、群馬県桐生市生まれ。

わが家では、『おしごとのおはなし 警察官 交番のヒーロー』や『ふたりはとっても本がすき!』を楽しませてもらいました。

絵は、はた こうしろうさんです。1963年兵庫県西宮市生まれ。

わが家では『めいたんていサムくん』シリーズや『くまのベアールとちいさなタタン』シリーズが人気です。

シリーズ一覧

『なのだのノダちゃん』シリーズは、現在6冊刊行されています。(2024年5月現在)

  • なのだのノダちゃん(1) ふしぎなコウモリガサ
  • なのだのノダちゃん(2) ひみつのわくわく七ふしぎ
  • なのだのノダちゃん(3) まほうの自由研究
  • なのだのノダちゃん(4) おねがい 流れ星
  • なのだのノダちゃん(5) おもちゃの国へようこそ
  • なのだのノダちゃん(6) びっくり図書館

以上、『なのだのノダちゃん ふしぎなコウモリガサ』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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