※この記事はアフィリエイト広告を利用しています。
こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。
\ この記事を書いたのは! /
・大阪在住の専業主婦
・二児の母(2013年生まれ 男・2016年生まれ 男)
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う(10年以上)
たくさんの妖怪たちがくらしているお江戸が舞台の、岡っぴきのおはなし『ようかいとりものちょう さらわれたのっぺらぼう』を紹介します。岡っぴきとは、今でいう警察や探偵のことです。
今回は、コン七が仲間たちと一緒に、夜な夜なあらわれ辻斬りをする 怪しい侍を追いますよ。
辻斬りとは、武士が夜間に路上で行きずりの人を斬り殺すことです。江戸時代には、刀の切れ味や腕試し、武術の磨くために辻斬りが横行したそうです。怖すぎますね。
本をおすすめしたい方
- 探偵のお話が好きな お子さん
- 江戸時代の暮らしに興味がある お子さん
- 妖怪が好きな お子さん
本の難易度
当サイトおすすめの対象年齢 | (読み聞かせ)1年生~ (一人読み)2年生~ |
ふりがな | すべての漢字にルビが振られています。 |
文字の大きさ | 約4mm |
ページ数 | 96ページ |
読み聞かせ時間 | 約40分(人により前後します) |
ジャンル | 幼年童話(すべてのページに挿絵あり) |
出版社の紹介ページ | https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b209098.html |
おすすめ度 | ★★★★★ |
子どもウケ | ★★★★★ |
登場人物
- いなりのコン七…妖怪お江戸で岡っぴき(警察や探偵のこと)をしているキツネの妖怪で、年齢は111歳。キツネの妖怪は、シッポが九本になると九尾のキツネと呼ばれるが、コン七はまだ七本。
- ろくろっ首のお六…コン七の幼なじみで同じ長屋に住んでいる。コン七よりも一歳だけ年上の112歳。
- わらじのワ助…コン七の弟分で、わらじのつくも神。
- ハリネズミのゼロ吉…かつては「ハリネズミ小僧」と呼ばれる盗賊だった。今はコン七と同じ長屋に住み、捕物の手助けをしている。今は植木屋をしている。
- おいち…ゼロ吉の妹。
- ゼニガメ平次…亀の妖怪で、妖怪お江戸一の岡っぴきで、人気者。
本のあらすじ
舞台は、たくさん妖怪が住む江戸の町。
最近、江戸の町では夜道を歩くものをねらった辻斬りがたてつづけに起きています。夜中に妖怪を襲い、妖力を奪ってしまうのです。コン七は、同じく岡っぴきのゼニガメ平次、ゼロ吉と一緒に、辻斬りを追うことになりました。
コン七たちは、辻斬りを捕まえることができるのでしょうか?
おすすめポイント
マンガのようなコマ割りが多く、スピード感のある展開であっという間に読み終わります。バトルシーンに迫力があり、次男のダイちゃん(小3)は魅了されていました。
妖怪の登場人物が個性があって魅力があります。ちょっと抜けてる主人公 コン七には親しみが持てますよ。今回初登場のゼニガメ平次は、本当に亀?と思うほどかっこいいです。
妖怪や江戸の町の豆知識が満載で、知識もつきます。
作者紹介
作者:大崎 悌造(おおさきていぞう)さん
1959年香川県生まれ。早稲田大学卒。1985年にマンガ原作者として文筆活動を開始。大人気「ほねほねザウルス」シリーズでは、筆者(ぐるーぷ・アンモナイツ)の一人としてストーリーを担当されています。
絵:ありが ひとし さん
1972年東京都生まれ。ゲームのキャラクターデザインや、マンガ、絵本など、絵にまつわる仕事をされています。
シリーズ一覧
「ようかいとりものちょう」シリーズは 19冊 刊行されています。
- さらわれたのっぺらぼう
- 大どろぼう!ハリネズミ小僧
- ヌエ対バク!妖獣大決戦
- ゼニガメ平次と呪いの妖刀
- 怪奇!謎の妖怪忍者 天怪篇壱
- 激闘!雪地獄妖怪富士 天怪篇弐
- 雷撃! 青龍洞妖海大戦・天怪篇参
- 暗雲!妖怪お江戸絶対絶命・天怪篇肆
- 妖怪捕物帖乙古都怨霊篇壱 九尾の狐が闇に舞う
- 妖怪捕物帖乙 古都怨霊篇弐 八咫の鴉が死を招く
- 古都怨霊篇参 十六夜双鬼が血に笑う
- 古都怨霊篇肆 七尾の炎狐が邪を祓う
- 妖怪捕物帖乙 冥界彷徨篇壱 黒縄地獄に吼える鬼
- 妖怪捕物帖乙 冥界彷徨篇弐 叫喚地獄の牛頭と馬頭
- 妖怪捕物帖乙 冥界彷徨篇参 焦熱地獄で婆山燃ゆ
- 妖怪捕物帖乙 冥界彷徨篇肆 無間地獄は阿鼻の闇
- 妖怪捕物帖X 八眷伝篇壱 怒れる狢と魔縁の天狗
- 妖怪捕物帖X 八眷伝篇弍 水妖虎豹と怨嗟の雷神
- 妖怪捕物帖X 八眷伝篇参 傀儡と飛天と鋼の大蝦蟇
本を読んで、ひとこと
自分の欲のために、他人を傷つけてはいけない!
以上、『ようかいとりものちょう ゼニガメ平次と呪いの妖刀』の紹介でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
コメント