【中学年~ 苦手克服の本】空をけっとばせ

『空をけっとばせ』紹介 30分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

\ この記事を書いたのは! /

・大阪在住の専業主婦
・二児の母(2013年生まれ 男・2016年生まれ)
・月 100冊 以上 読み聞かせを行う(2013年~)

中学年からの〈目標をやりとげたい人〉におすすめの児童書を紹介します。

『空をけっとばせ』は、友だちに「さかあがりができる」と言ってしまった主人公が、それをうそにしないために夏休みを使ってさかあがりの特訓をするおはなしです。

スイカ農家の友だちとの交流も描かれていますよ。

本をおすすめしたい方

  • 友だちの話を読みたい お子さん
  • 苦手を克服したい お子さん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(一人読み)3年生~
ふりがな小学3年生漢字以上すべてにルビあり
文字の大きさ約4.5㎜
ページ数98ページ
ジャンル児童書(約4分の1のページに挿絵あり)
キーワード小学3年生 鉄棒 サッカー おてつだい
出版社の紹介ページhttps://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000167323
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

小学3年生の悠斗は、夏休み前の終業式に 友だちの孝道くんから「さかあがり、おれ、とくいー。悠斗は?」と聞かれて「あ、あぁあ。」と答えてしまいました。訂正する機会もなく夏休みに突入してしまい、うそつきにならないために てつぼうの特訓をはじめました。

鉄棒特訓の帰り道、クラスで一番背が高く、運動が得意な 時生君に会い、一緒に遊ぶことになりました。時生君の家はスイカ農家で、スイカを食べさせてもらう代わりにスイカ運びを手伝うことになりました。

時生君はサッカーチームにはいるために、リフティングを10回連続できるように特訓中でした。目標は違うものの、お互いに応援して頑張ります。

悠斗君はさかあがりを、時生君はリフティング連続10回をできるのうになるのでしょうか?

おすすめポイント

目標に向かって頑張りたい人におすすめです。他の人の目を気にしつつも、自分の目標に向かって頑張る姿に勇気をもらいます。

友だちに嫉妬する気持ち、応援したい気持ちが錯綜して戸惑う少年が描かれていて、そういう気持ちも頑張りの起爆剤になるのだと教えてくれます。

新しい友だちとの交流、担任以外の先生との交流も描かれています。

作者紹介

作:升井 純子(ますいじゅんこ)さん

北海道生まれ。北海道教育大学卒業後、小学校教諭をつとめる。

中学年向け

絵:大島 妙子

東京生まれ。出版社退社後、絵本を描き始める。わが家では「オニのサラリーマン」シリーズや「ブブヒコ」シリーズが人気でした。小学生向けの幼年童話・児童書 作品は、以下になります。

低学年向け

  • しらゆきちりか ちっちゃいな(作:薫 くみこ)
  • ばいきん あたろー(作:村上 しいこ)

中学年向け

  • てんせいくん(作:八束 澄子)
  • 「やまんばあさん」シリーズ(作:富安 陽子)

高学年向け

  • 落語ねこ(作:赤羽じゅんこ)
  • 夜明けの落語(作:みうら かれん)

心に残った、ひとこと

失敗はがんばっている証拠。

以上、『空をけっとばせ』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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