【10分で読む 子どもの本】はやとちりから はじまった

『はやとちりから はじまった』紹介 10分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いたのは!

大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。

いもほりの季節ですね。味覚狩りを体験させてあげたいと思いますが、車がないのが悩みどころです。

今回は、個性の違う小学1年生の3人組が、はやとちりから公園で意外な人物と出会うおはなし『はやとちりから はじまった』を紹介します。

本をおすすめしたい方

  • 園芸の仕事に興味がある お子さん
  • 想像力をふくらませて欲しい お子さん

本の難易度

当サイトおすすめの
対象年齢
(読み聞かせ)年長さん~
(一人読み)1年生~
文字の種類ひらがな・カタカナ・漢字(漢数字以外の漢字にルビが振られています。)
文字のサイズ5mm
ページ数80ページ
読み聞かせ時間約10分(人により前後します)
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワード小学1年生 やきいも パンジー 秋 ダンス 園芸
出版社の紹介ページ(ためしよみできます!)https://www.shinko-keirin.co.jp/bunken/book/9784580824690/
おすすめ度★★★★☆
子どもウケ★★★★☆

あらすじ

下校時刻になりました。のんびり屋のマコトは、元気いっぱいのコウに「森のそばにある畑で、やきいもをするらしいから、一緒に行こう」と誘われました。森は危ないから行ってはダメでと言われているので、マコトは悩んでしまいます。そこへ、正義感の強いチコがやってきました。「本当にやってるの?」と聞かれて自信がなくなったコウ。3人は、家族に確認し、いつもの公園で待ち合わせることにしました。

公園で、やきいもの真相を話し合っていると、「おーっと」と叫び声が聞こえ、近くの花壇で作業していたおじさんがしりもちをつきました。そのおじさんは、実は…

個性の違う3人と、園芸ボランティアをしているおじさんの交流が描かれている、ほほえましい作品です。

本のたのしみ方

小学生と地元のおじさんとの交流が描かれています。いろんな仕事があって、この世はいろんな人に支えられている、と教えてくれます。

小学1年生の無邪気な姿が描かれていて、みんな違うけど、思いやる心と楽しむ心があればいいんだよ、と教えてくれます。

作者紹介

作者:藤田 千津(ふじた ちづ)

1944年、東京都生まれ。小学生向け作品に、以下のものがあります。

低学年 向け

  • 家出しちゃった

中学年 向け

  • チャンスの神さま
  • ナナフシさん

絵:夏目 尚吾(なつめしょうご)

1949年、愛知県に生まれ。現代童画会新人賞受賞。絵本作品に、『ライオンさんのカレー』『ねこさんスパゲッティ』(ひさかたチャイルド)、『コロにとどけみんなのこえ』があります。小学生向け作品に、以下のものがあります。

低学年 向け

  • 「キツネのかぎや」シリーズ(作:三田村 信行)
  • ひみつのゆびきりげんまん(作:高橋 秀雄)
  • 家出しちゃった

本を読んで、ひとこと

みんな違って、みんないい!

以上、『はやとちりから はじまった』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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