【60分以上で読む ふしぎな話】AIマスクはいかがですか?

『AIマスクはいかがですか?』紹介 児童書

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上読破。

今回は、公園で出会ったピエロから、不思議なマスクを手に入れた4年生の少年少女のおはなし『AIマスクはいかがですか?』を紹介します。

本をおすすめしたい方

  • SFが好きな お子さん
  • 友だちの話を読みたい お子さん
  • 不思議な話が好きな お子さん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)1年生さんくらい~
(一人読み)3年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字。(漢数字以外にはルビが振られています。)
ページ数160ページ
読み聞かせ時間1時間以上(ゆっくり音読した時間です。人により前後します)
ジャンル児童書
キーワードマスク 学校 友だち 悩み
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

あらすじ

ある日、公園に風船を持ったピエロがマスクを販売していました。マスクの価格は なんと、3000円!高性能なAIマスクといいます。

1話目。主人公は4年生の女の子リナ。大きな声が出せなくて、友だちや先生をイライラさせてしまうことを悩んでいます。ピエロから、「ハキハキAIマスク」を貰います。AIマスクをつけると、ハキハキと話せて、たちまち人気者に!しかし、AIマスクが暴走しだして…

2話目。主人公は4年生の男の子創也そうや。幼馴染の柚菜ゆずなとうまく話せなくなって困っています。ピエロから「イケメンAIマスク」をモニター価格500円で購入します。AIマスクをつけると、相手を嫌がる言葉が消えて、勝手にギャグをしてしまいます。壊れてる!とピエロに苦情をいいますが…

3話目。主人公は4年生の女の子 沙和さわ。転校生の凪が来てから、うまくいかずに悩んでいます。ピエロから「コメディアンAIマスク」をモニター価格500円で購入します。凪の歓迎お楽しみ会で、落語を披露することになりますが…

4話目。主人公は4年生の男の子 夏南人かなと。運動が苦手なのに、足が速いだけで体育委員に推薦され悩んでいます。ピエロから「チアAIマスク」をモニター価格500円で購入します。AIマスクをつけると、落ち込んだときに励ましてくれます。使っているうちに、「キーン」という音に悩ませられるようになって…

コロナ禍のご時世にピッタリの本ですね。子どもがマスクを日常的に使う時代が来るなんて、思いもしませんでした。そんな中、不思議なマスクができたら、頼りたくなるかもしれません。AIに頼るだけではなく、自分でやり抜くことの大切さ、爽快感を伝えてくれます。

作者紹介

作者は、赤羽 じゅんこ(あかはね じゅんこ)さんです。東京都在住。作品に、『ペット探偵事件ノート 消えたまいごねこをさがせ』『クスクスムシシを追いはらえ!』『落語ねこ』などがあります。

絵は、たんじ あきこさんです。1972年生まれ。イラストレーター、絵本作家。東京都在住。絵本に、『ゆきのひのチムニーちゃん』『いじわるちゃん』「魔女の本棚」シリーズなどがあります。

以上、『AIマスクはいかがですか?』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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