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こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ（@nanoha630）です。
＼ この記事を書いたのは！ ／
・大阪在住の専業主婦
・二児の母（2013年生まれ 男・2016年生まれ 男）
・月 100冊 以上の読み聞かせを行う（10年以上）
高学年におすすめの探偵児童書を紹介します。
「あたしとひぐっちゃんの探偵日記」シリーズは、死んだお父さんの兄で 金髪ロングヘアの自称探偵〈ひぐっちゃん〉と元気いっぱいの小学5年生の〈みずき〉が、困っているひとの相談にのるおはなしです。読めば読むほど、好きになりそうな予感がします。
『消えたテディベア』では、みずきの友だち あんなのピアノ教室で、先生の宝物であるテディベアがなくなった謎を追いますよ。
本をおすすめしたい方
- 「ナゾトキ」「推理」が好きな お子さん
- お菓子作りが好きな お子さん
本の難易度
| 当サイトおすすめの対象年齢 | （一人読み）5年生～ |
| ふりがな | 簡単な漢字には、ルビは振られていません。 |
| 文字のサイズ | 約3mm |
| ページ数 | 208ページ |
| 読み聞かせ時間 | 1時間以上（人により前後します） |
| ジャンル | 児童書（挿絵4ページ） |
| キーワード | 探偵 窃盗 ひったくり シングルファミリー ピアノ お菓子 |
| 出版社の紹介ページ（ためし読みできます！） | https://www.shogakukan.co.jp/books/09289322 |
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 子どもウケ | ★★★★☆ |
登場人物
- 相川 瑞希…小学5年生。お母さんと二人暮らしだが、仕事が忙しいときは祖父母の家で過ごしている
- 樋口 丈一…みずきの亡くなったお父さんの弟。自称 探偵。
- 碑文谷 杏奈…みずきの親友。ピアノ教室に通っている
- 油小路先生…あんなのピアノの先生
- 油小路 ひまわり…油小路先生の長女。ロシアに3年間音楽留学をしていた
- 油小路 たんぽぽ…油小路先生の次女。
- 渚先生…ひまわりのフィアンセ
- 鉢の木 なる子…『シンギング・ヒニー』というパン屋さんを営んでいる
あらすじ
あんなの通うピアノ教室で、先生の長女 ひまわりさんの帰国パーティが開かれるようになりました。
ひまわりさんを待つあいだ、みんなの宝物の話になり、先生が、宝物のテディベアを見せてくれました。そのテディベアの両目はイエローダイアモンドという特別な宝石で、とても値段がつけられないといいます。
そのとき、ひまわりさんが帰宅したため、みんなで迎えに行きました。その少し目を離したすきに、テディベアが消えていました。
みんなのボディチェック・荷物チェックをしましたが出てきません。最初に部屋に戻ったあんなは「どろぼう」扱いを受けてしまいました。
あんなの親友のみずきと、突然あらわれた自称探偵のひぐっちゃんは、犯人をつきとめることができるのでしょうか？
おすすめポイント
事件を解決に導きながら、悩んでいる人に寄りそう ひぐっちゃん、親友を思い猛進するみずきに心温まる作品です。一緒に推理も楽しめますよ。
聞きなれないお菓子を作る様子も楽しいです。スコン、メイズ・オブ・オナーを作ります。一緒にお菓子作りをすると、仲良くなれますね。
ちなみに、〈シンギング・ヒニー〉は、イギリス北部で作られる家庭的なお菓子で、カランツ（地中海原産のレーズンの品種のひとつ）入りのスコーン生地を薄くのばして鉄板で焼いたものです。〈メイズ・オブ・オナー〉は、16世紀のイングランド王、ヘンリー8世が愛した小さくて丸いチーズパイです。あまりのおいしさにレシピを門外不出にしたと言われていますよ。
作者紹介
作者：櫻井 とりお（さくらいとりお）さん
京都市生まれ。放送大学教養学部卒。2018 年第1 回氷室冴子青春文学賞大賞を受賞、2019 年『虹いろ図書館のへびおとこ』で作家デビュー。2020 年度まで関東圏の公立図書館に勤めた。
高学年向け作品
- 「虹いろ図書館」シリーズ
- 「図書室の奥」シリーズ
- 「あたしとひぐっちゃんの探偵日記」シリーズ
- ことわざハンター 不思議な石と魔法の辞書
シリーズ一覧
「あたしとひぐっちゃんの探偵日記」シリーズは、3巻まで刊行されています。
- あたしとひぐっちゃんの探偵日記 消えたテディベア
- あたしとひぐっちゃんの探偵日記 みずき、さらわれる？
- あたしとひぐっちゃんの探偵日記 先生は誘拐犯？
本を読んで、ひとこと
人は見た目だけでは分からない！
以上、『あたしとひぐっちゃんの探偵日記 消えたテディベア』の紹介でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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