【15分で読む ペットのおはなし】さかのうえのねこ

『さかのうえのねこ』紹介 10分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いたのは!

大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。子どもが1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も読み聞かせ続行中。

今回は、「おひめさま」と呼ばれて大切に育てられたネコが、新しく家族になった赤ちゃんに嫉妬して、家出してしまったおはなし『さかのうえのねこ』を紹介します。

主人公はネコですが、はじめてお兄ちゃん・お姉ちゃんになる子どもの気持ちを感じる本です。変わらず愛しているはずなのに、相手にはその気持ちが伝わらない…難しい問題ですね。

また、四季を彩るのイラスト、表情豊かなネコのエステラが魅力的ですよ。

本をおすすめしたい方

  • ネコが好きな お子さん
  • 2人目の出産を控えている おやごさん
  • 想像力が豊かになって欲しい おやごさん
  • 優しい物語を探している おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)年長さん~
(一人読み)2年生~
文字ひらがな・カタカナ・漢字。(漢字・カタカナにルビが振られています。)
文字の大きさ約3.5㎜
ページ数63ページ
読み聞かせ時間約15分
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵あり)
キーワードネコ 家族 出窓 四季 桜
出版社の紹介ページhttps://www.akaneshobo.co.jp/search/info.php?isbn=9784251005427
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

白ネコのエステラは、お母さんとお父さんと3人で 坂の上に建つ家で 幸せに暮らしていました。

お母さんは、いつもおいしいごはんを作ってくれて、お父さんは仕事から帰ってくると、たくさん遊んでくれます。部屋の中には、エステラのおもちゃがたくさんあり、お気に入りのふかふかクッションがおいてあります。エステラは幸せに暮らしていたのでした。

ある冬の日、お母さんが「エステラ、いいこで 待っていてね」と言って出かけていきました。その日は、夜になっても帰ってこず、しばらくして帰ってくると、お母さんは小さな赤ちゃんを抱いていました。エステラは状況の変化についていけず、家を飛び出してしました。

エステラはどうなってしまったのでしょうか?

作者紹介

作者:いとう みく さん

神奈川県に生まれ。『糸子の体重計』(童心社)で第46回日本児童文学者協会新人賞、『空へ』(小峰書店)で第39回日本児童文芸家協会賞を受賞。小学生向けの作品に、以下のようなものがあります。

わが家では、「おねえちゃんって」シリーズが人気です。

低学年 向け

  • 「1ねん1くみの女王さま」シリーズ
  • いちかちゃん
  • さかのうえの ねこ
  • 「おねえちゃんって」シリーズ
  • よそんちの子
  • まいごのしにがみ
  • きみひろくん
  • ぼくはなんでもできるもん
  • きょうはやきにく
  • キナコ
  • ていでん★ちゅういほう

中学年 向け

  • あたしデイズ
  • あっちもこっちもこの世はもれなく
  • ぼくんちのねこのはなし
  • レッツ キャンプ
  • あおぞらこども食堂はじまります!
  • ごきげんな毎日

高学年 向け

  • チキン!
  • 「糸子の体重計」シリーズ
  • 大渋滞
  • ぼくらの一歩30人31脚

絵:よしむら めぐ さん

大阪府生まれ、三重県育ち。大手前女子大学(現大手前大学)卒業。我が家では、挿絵作品の「アコちゃん」シリーズが人気でした。小学生向けの挿絵作品に、以下のものがあります。

低学年 向け

本を読んで、ひとこと

ペットを飼うことは責任重大。命だけではなく、気持ちに寄り添おう!

以上、『さかのうえのねこ』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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