【40分で読む 子どもの本】放送委員はにんきもの

『放送委員はにんきもの』紹介 児童書

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いたのは!

大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の読み聞かせを行う。現在も読み聞かせ続行中。

小学校の委員会活動、何をしましたか? 長男のサクちゃんは、本が好きなので図書委員になって 貸出当番や、放送(今日の図書館解放は、〇年〇組です…)をしています。小学校の図書室も、バーコード貸し出しなのに驚きました!

今回は、青空小学校いろいろ委員会の第6弾です。初めての委員会活動で 放送委員を選んだ ピョンタ が、苦手な先輩とくらーい先生と一緒だとしり、不安を感じながらも頑張るおはなし『放送委員はにんきもの』を紹介します。

本をおすすめしたい方

  • 委員会活動に興味がある お子さん
  • 異年齢交流に興味がある お子さん
  • 人の気持ちを考えれる人になって欲しい おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)3年生~
(一人読み)4年生~
文字ひらがな・カタカナ・漢字(漢数字以外、ルビが振られています。)
文字の大きさ約3㎜
ページ数136ページ
読み聞かせ時間約40分(人により前後します)
ジャンル児童書(約10分の1のページに挿絵あり)
キーワード学校 異年齢交流 委員会 昭和  あだ名
出版社の紹介ページhttps://www.holp-pub.co.jp/book/b629436.html
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

 あらすじ

小学4年生の永山 コウジは、歌ったりダンスしたりするのが好きで、みんなの人気者です。お笑い芸人のピョンタに似ていることから、みんなから「ピョンタ」と呼ばれています。

そんなピョンタには 放送委員がピッタリ、と思っていましたが。担当の先生は雰囲気が暗く、放送委員長は、ピョンタの唯一の苦手な相手 6年生のモトキでした。モトキは姉のマサコの幼なじみで小さなころはピョンタともよく遊んでくれたのに、今はやたらといばってくるし、ピョンタをあだなで呼ばず、本名の「ナガヤマ〜」で連呼してきます。ピョンタは不安でいっぱいです。

ピョンタは放送委員で活躍することはできるのでしょうか?

おすすめポイント

「青空小学校いろいろ委員会」シリーズでは、小学校の委員会活動の内容を楽しく教えてくれます。

今回主人公のピョンタは、不安いっぱいで委員会活動をはじめますが、最後にどんでん返しで、優しい気持ちに気づくことになります。

巻末には、「昭和の香り語辞典」がついています。懐かしいことばが並んでいます。全部わかるのが、ちょっと悲しい…

私が感想文を書くなら

  • 私の小学校の委員会活動は5年生からなので、楽しみになりました。もし放送委員になったら、今まで通りのことだけではなく、新しいことができたらいいな、と思いました。
  • 放送委員長のモトキの本当の気持ちがわかって、ビックリしました。私も、最初は今のあだ名は嫌だったけど、呼ばれているうちに愛着が湧いてきました。あだ名って、人を傷つけることがあるので、きちんと考えたいと思いました。

作者紹介

作者:小松原こまつばら 宏子ひろこ さん

東京都生まれ。青山学院大学文学部英米文学科卒業。児童文学作家。大妻中学高等学校英語科講師。多摩大学グローバルスタディーズ学部講師。

中学年向け

  • いい夢ひとつおあずかり
  • いい夢ひとつみぃつけた
  • 「わかば学園スーパー委員」シリーズ
  • 「ホテルやまのなか小学校」シリーズ
  • キューティー・キューピー・キューピッド
  • 時計がない!
  • 「青空小学校いろいろ委員会」シリーズ

絵:あわい さん

東京都生まれ。武蔵野美術大学卒業後イラスタレーターに。

高学年向け

  • いつか空の下で さくら小ヒカリ新聞(作:堀 直子)
  • ココロの花 華道部&サッカー部(作:八束 澄子)
  • もしもわたしがあの子なら(作:こと さわみ)

シリーズ一覧

「青空小学校いろいろ委員会」シリーズは 10冊 刊行されています。

  1. 給食委員はアイドル
  2. 飼育委員はアキラめない
  3. 保健委員は恋してる
  4. 体育委員はなやみすぎ
  5. 図書委員は泣かない
  6. 放送委員はにんきもの
  7. 計画委員はまよわない
  8. 学級委員は負けない
  9. 環境委員はもやもやする
  10. 日直もがんばってる

放送委員会を題材にした本

お昼の放送の時間です

小学4年生のかえでちゃんが、憧れの放送委員になったものに、いつもふざけている こうへいくんとペアを組むことになり、不安に思うおはなしです。

以上、『放送委員はにんきもの』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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