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こんにちは、Audible マニアの ナノハです。
\ この記事を書いたのは! /
・大阪在住シングルマザー(2025年に離婚)
・二児の母(2013年生 男・2016年生 男)
・Audible 、月30冊以上( 2023年9月~ )
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2004年に創設された、全国の書店員が「一番売りたい本」を選んで投票する文学賞「本屋大賞」。
素敵な作品が多く、次に読む本選びの参考になりますよね。
今回は、2025年受賞作品で Audible で聴ける作品をまとめました。
大賞 『カフネ』( 再生時間:10時間31分 )
法務局に勤める野宮薫子は、溺愛していた弟が急死して悲嘆にくれていた。弟が遺した遺言書から弟の元恋人・小野寺せつなに会い、やがて彼女が勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことに。弟を亡くした薫子と弟の元恋人せつな。食べることを通じて、二人の距離は次第に縮まっていく。
突然離婚を告げられてアル中の一歩手前で途方にくれていた主人公と、急死した弟の元彼女が家事代行のボランティアを通して紡いでいく奇妙な関係・友情が心地いい作品です。
いろんな事情を抱えた家庭を訪れ、掃除・料理をします。辛い描写がたくさん出てくるので、心に余裕があるときにおすすめです。
阿部暁子(あべ あきこ)さん
1985年岩手県花巻市出身。2008年小説家デビュー。
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第2位『アルプス席の母』( 再生時間:11時間49分 )
秋山菜々子は、神奈川で看護師をしながら一人息子の航太郎を育てていた。湘南のシニアリーグで活躍する航太郎には関東一円からスカウトが来ていたが、選び取ったのはとある大阪の新興校だった。声のかからなかった甲子園常連校を倒すことを夢見て。息子とともに、菜々子もまた大阪に拠点を移すことを決意する。不慣れな土地での暮らし、厳しい父母会の掟、激痩せしていく息子。果たしてふたりの夢は叶うのか!?
補欠球児の青春を描いたデビュー作『ひゃくはち』から15年。主人公は選手から母親に変わっても、描かれるのは生きることの屈託と大いなる人生賛歌! かつて誰も読んだことのない著者渾身の高校野球小説が開幕する。
父母会の掟が厳しすぎて、絶対高校球児の母にはなりたくないと思ってしまいました。
でも、どんな困難を乗り越えても息子の夢を叶えてあげたい、という母心に感動しました。
母子家庭でも 息子のために移住すると決断する姿、慣れない地で頑張る親子の姿は素敵ですね。
早見和真(はやみ かずまさ)さん
1977年神奈川県生れ。2008年『ひゃくはち』で作家デビュー。2015年『イノセント・デイズ』で日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。2020年『ザ・ロイヤルファミリー』でJRA賞馬事文化賞と山本周五郎賞を受賞。同年『店長がバカすぎて』で、2025年には『アルプス席の母』で本屋大賞ノミネート。
第5位『人魚が逃げた』( 再生時間:5時間46分 )
ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始め――。
そしてその「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていた。12歳年上の女性と交際中の元タレントの会社員、娘と買い物中の主婦、絵の蒐集にのめり込みすぎるあまり妻に離婚されたコレクター、文学賞の選考結果を待つ作家、高級クラブでママとして働くホステス。
銀座を訪れた5人を待ち受ける意外な運命とは。
そして「王子」は人魚と再会できるのか。
そもそも人魚はいるのか、いないのか……。
人魚や王子が出てくる、少し不思議で夢のあるおはなしです。
「人生の節目」を迎える 5人の人生が、それぞれの視点から描かれています。王子と出会うことで!?一歩踏み出す主人公たちを、思わず応援したくなります。
自分に自信がなくて尻込みしたり、相手を疑ったりすることはよくありますよね。自分のことを認めてあげて、相手に求め過ぎず相手に寄り添う人になりたい、と思える本です。
個人的には、耳瘻孔の豆知識がでてきてビックリしました。長男に耳瘻孔があるんですが、「ヒトの進化の過程で、かつて鰓があった名残であるという説」は初めて聞きました。
青山美智子( あおやま みちこ )さん
1970年6月9日生まれ。愛知県出身。中央大学社会学部卒業。『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』『月の立つ林で』『リカバリー・カバヒコ』『人魚が逃げた』で本屋さん大賞にノミネートされる。
↓ おとぎ話から登場人物が飛び出しちゃう!? こちらの絵本もおすすめです。
第7位『恋とか愛とかやさしさなら』( 再生時間:6時間42分 )
プロポーズの翌日、恋人が盗撮で捕まった。
カメラマンの新夏は啓久と交際5年。東京駅の前でプロポーズしてくれた翌日、啓久が通勤中に女子高生を盗撮したことで、ふたりの関係は一変する。「二度としない」と誓う啓久とやり直せるか、葛藤する新夏。啓久が”出来心”で犯した罪は周囲の人々を巻き込み、思わぬ波紋を巻き起こしていく。信じるとは、許すとは、愛するとは。
男と女の欲望のブラックボックスに迫る、著者新境地となる恋愛小説。
恋人が盗撮で捕まる、そんな出来事があっても分かれないことを選んだ主人公の、心の葛藤が描かれています。
盗撮は絶対ダメだけど、出来心は誰にでも起こりえること。自分の子どもを擁護することだけに必死な両親と、正反対に絶縁するお姉さん。娘が盗撮されたのに、お金や動画配信のことしか考えられない被害者の親。考えさせられることの多い作品です。
一穂ミチ(いちほ みち)さん
1978年生まれ。大阪出身。関西大学社会学部卒業。
→ 『恋とか愛とかやさしさなら』インタビュー記事
第8位『生殖記』( 再生時間:8時間16分 )
とある家電メーカー総務部勤務の尚成は、同僚と二個体で新宿の量販店に来ています。
体組成計を買うため――ではなく、寿命を効率よく消費するために。
この本は、そんなヒトのオス個体に宿る◯◯目線の、おそらく誰も読んだことのない文字列の集積です。
ぶっとんだ設定でビックリしました。最初はとまどいの連続でしたが、聞き続けるにつれて一緒に主人公を応援したい気持ちになりました。
同性愛者であることをひた隠しにし、「拡大、発展、成長」を切り捨てて時間を消費して生きている主人公。LGBTQに生まれたことの孤独を考えさせられる作品です。
朝井リョウ(あさい りょう)さん
1989年5月31日生まれ。岐阜県出身。早稲田大学文化構想学部卒業。2013年、『何者』で第148回直木三十五賞受賞。
第9位 死んだ山田と教室( 再生時間:10時間 )
夏休みが終わる直前、山田が死んだ。飲酒運転の車に轢かれたらしい。山田は勉強が出来て、面白くて、誰にでも優しい、二年E組の人気者だった。二学期初日の教室。悲しみに沈むクラスを元気づけようと担任の花浦が席替えを提案したタイミングで教室のスピーカーから山田の声が聞こえてきたーー。教室は騒然となった。山田の魂はどうやらスピーカーに憑依してしまったらしい。〈俺、二年E組が大好きなんで〉。声だけになった山田と、二Eの仲間たちの不思議な日々がはじまったーー。
ぶっとんだストーリーで、ビックリしました。
亡くなって教室のスピーカーに憑依するなんて、誰も思いつかないですよね。
最初は同級生たちと楽しい時間を過ごしたものの、進級・卒業して誰も知らない教室でただ黙っている山田が、切なかったです。
金子 玲介(かねこ れいすけ)さん
1993年生まれ。神奈川県横浜市出身。慶應義塾大学商学部卒業。
→ 死んだ山田と教室公式サイト
第10位 『成瀬は信じた道をいく』( 再生時間:4時間53分 )
唯一無二の主人公、再び。 ……と思いきや、まさかの事件発生!? 10万部突破の前作に続き、読み応え、ますますパワーアップの第2作! 成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。 「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー(をやめたい)主婦、観光大使になるべくしてなった女子大生……。 個性豊かな面々が新たに成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎が故郷へ帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており……!? 面白さ、ますますパワーアップの全5篇!
自分の信念を持って、前を向いて進む成瀬に、今回も元気をもらえます。
一歩間違えたらうざいと思われそうだし、実際成瀬は中学校で少し浮いた存在だけど、それでも自分を曲げない姿に勇気をもらえます。
200歳まで生きるため、いつも冷静な成瀬が幼なじみの島崎の引っ越しに取り乱したり、京大を受験してヒッチハイクして野宿している受験生を拾ったり、事件が目白押しで何度読んでも楽しい作品です。
宮島 未奈(みやじま みな)さん
1983年5月16日生まれ。静岡県富士市生まれ、滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒業。別名義に宮島 ムーがある。
宮島未奈さんのホームページ
→Audibleで聴くことができる作品まとめはこちら
以上、「Audible で聴く 2025年 本屋大賞受賞作品」の紹介でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。



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