【新感覚の怪談 短編集】ラストで君は「まさか!」と言う 学校の怪談

『学校の怪談』紹介 児童書

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハ(@nanoha630)です。

この記事を書いた人
大阪在住の専業主婦。子どもは2013年生まれ男子・2016年生まれ男子。長男が1歳のときから月100冊以上の絵本・児童書の読み聞かせを行う。現在も次男に読み聞かせ続行中。2023年10月からaudibleで聴く読書をしている。月20冊以上読破。

次男がおばけの話が好きなので、古典的な怪談話をよく読みます。たくさんリライトされているので、予想できるものも多いですよね。

今回は、新感覚の怪談 短編集『ラストで君は「まさか!」と言う 学校の怪談』を紹介します。3分間で読めているかは分かりませんが、予測ができない、ゾクゾクするお話が詰まっています。挿絵はないですが、怖い話が好きな次男のダイちゃんは、「次も、次も!」と楽しそうでした。

本をおすすめしたい方

  • 怖い話が好きな お子さん
  • 学校の話が好きな お子さん
  • 絵のない児童書にステップアップしたい お子さん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)3年生くらい~
(一人読み)5年生くらい~
文字ひらがな・カタカナ・漢字(低学年で習う漢字にはルビが振られていません。)
ページ数192ページ
読み聞かせ時間約60分(人により前後します)
ジャンル児童書(挿絵はありません)
構成19話(プロローグ/学校備品組合/哀しきピアノソナタ/相合い傘/目玉転がし/石膏像の怪異/理想の彼氏/祝・創立百五十周年/信念/絵っちゃん/ガクシュウシマシタ/のっぺらぼうの彼/ヒマワリタイム/異世界への入口/成仏できない/標本瓶の中/教育実習生/地縛霊のミツイくん/戻れない怪談)
キーワード怪談 学校  
出版社の紹介ページhttps://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-88181-2
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本の内容

現代版の短い怪談話が、たくさんつまった本です。タイトルの通り、さいごに「まさか!」となりゾクっと悪寒が走るおはなしばかりでした。古典的な怪談話はよく読むのですが、全体的に斬新で、新しいお話ばかりでした。

参考までに、主人公の学年と舞台をメモします。

タイトル舞台登場人物
学校備品組合教室小学5年生
哀しきピアノソナタ音楽室中学生
相合い傘合宿の民宿高校生
目玉転がし用具室小学5年生
石膏像の怪異美術室中学生 or 高校生
理想の彼氏学校中学生
祝・創立百五十周年体育館小学生
信念生徒指導室中学2年生
絵っちゃん高校高校1年生
ガクシュウシマシタ小学校・タブレット学習小学3年生
のっぺらぼうの彼高校・文化祭高校2年生
ヒマワリタイム校庭小学3年生
異世界への入口コンピューター教室
成仏できない高校高校2年生
標本瓶の中理科室中学3年生
教育実習生管理人室小学生
地縛霊のミツイくん自宅中学3年生
戻れない怪談小学生

作者紹介

桐谷 直(きりたに なお)さん

新潟県出身。作品に「願いを叶える雑貨店黄金堂」シリーズ、「天才⁉ 木村のヤバすぎる発明』『探偵 vs 怪盗 謎解き推理バトル」シリーズ、『キッズバースアドベンチャー』などがあります。

染谷 果子(そめや かこ)さん

和歌山県出身。作品に「あやしの保健室」シリーズ、『ホラーチック文具』などがあります。

林 由美子(はやし ゆみこ)さん

愛知県出身。『化粧板』『堕ちる』『揺れる』『逃げる』などがあります。

藤白 圭(ふじしろ けい)

愛知県出身。作品に、『意味が分かると怖い話』シリーズなどがあります。

シリーズ一覧

『ラストで君は「まさか!」と言う』シリーズは現在33冊刊行されています。

  1. 時のはざま
  2. 予知夢
  3. デジャヴ
  4. 望みの果て
  5. 悪魔のささやき
  6. たったひとつの嘘
  7. 恐怖の手紙
  8. 恋の手紙
  9. 冬の物語
  10. 涙の宝石
  11. 真夜中の動物園
  12. 春の物語
  13. 不思議な友だち
  14. 夏の物語
  15. 消えない噂
  16. 秋の物語
  17. 見えない秘密
  18. 放課後ミステリー
  19. 12歳の物語
  20. 素敵なカン違い
  21. 君との約束
  22. 神さまのいたずら
  23. 嫌われものの真実
  24. 切なすぎるキュン
  25. 呪いのスマホ
  26. 時空を超えて
  27. 奇妙なプレゼント
  28. 戦慄の悪夢
  29. サバイバルゲーム
  30. 消された記憶
  31. ときめきの数字
  32. 溺れるほどの涙
  33. 学校の怪談

以上、『ラストで君は「まさか!」と言う 学校の怪談』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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