『森のちいさな三姉妹 ハロウィンで出会えた友だち』のあらすじ・対象年齢を紹介

『森のちいさな三姉妹3』紹介 30分台で読む幼年童話

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハです。

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30分で読む!低学年~おすすめの幼年童話を紹介します。

「森のちいさな三姉妹」シリーズは、人間の住む町から少し離れた森に住む小人3姉妹のおはなしです。第3弾の『ハロウィンで出会えた友だち』では、3姉妹の末っ子〈ココ〉がはじめて人間の町に出かけます。迷子になって不安でいっぱいな中、人間の男の子と出会い一緒に「トリック オア トリート」と言ってお菓子をもらいに行ったり、ハロウィンを楽しむおはなしです。

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本をおすすめしたい方

  • ハロウィンに興味がある お子さん
  • 姉妹の話が読みたい お子さん
  • 優しい話を探している おやごさん
  • 区別・差別に負けない心を持ってほしい おやごさん

おはなしに登場する〈ミックン〉と〈カイル〉が10歳です。

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(読み聞かせ)年長
(一人読み)2年生~
文字すべての漢字にルビが振られています。
文字の大きさ約4㎜
読書時間約30分( 人によって前後します )
ページ数112ページ
ジャンル幼年童話(すべてのページに挿絵があります)
キーワードハロウィン 姉妹 身長 パーティ
出版社の紹介ページhttps://hon.gakken.jp/book/1020613800
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本のあらすじ

〈エリカ〉〈フタバ〉〈ココ〉の小人の三姉妹は、もりもり森に住んでいます。両親が出稼ぎに行っているため3人で暮らしています。買い物をするため、人間の町へ出かけることになりました。末っ子のココは人間の町へ行くのが初めてで、ワクワクが止まりません。

町ではちょうどハロウィンで、仮装する子どもたちであふれていました。ココは、初めて目にする妖精に仮装した女の子に気を取られ、うっかり姉とはぐれてしまいました。そこで出会ったのは、オオカミ男に仮装した男の子〈ミックン〉でした。

ミックンは背が小さいのがコンプレックスで、友だちがいません。ミックンは自分よりちいさい小人の〈ココ〉を見つけ、驚かせて大満足。一緒にココの姉を探しながら、ハロウィンを楽しんでいました。

一方、エリカとフタバはココを探すため走り回っていました。そこで、ため息をついているオオカミ男に仮装した〈カイル〉に出会いました。人より大きくて大人に間違えられることもあり、悩んでいました。エリカとフタバが妹を探しているというと、一緒に探してくれることになりました。

3姉妹は再び出会うことはできるのでしょうか?
ココははじめての人間の町を楽しむことができるのでしょうか?

作者紹介

作者:楠 章子( くすのき あきこ )さん

1974年生まれ、大阪府出身。梅花女子大学児童文学科卒。第45回毎日児童小説・中学生向きにて優秀賞受賞。2005年『神さまの住む町』(岩崎書店)でデビュー。小学生向けに、以下の作品があります。

低学年向け

中学年向け

  • おばあちゃんのあかね色
  • 「古道具ほんなら堂」シリーズ
  • ハニーのためにできること
  • へんくつさんのお茶会 おいしい山のパン屋さんの物語

高学年向け

  • 夢見の占い師
  • 星空をつくるプラネタリウム・クリエーター大平貴之
  • スタート
  • まぼろしの薬売り

絵:井田 千秋(いだちあき)さん

神奈川県在住のイラストレーター。書籍の装画、挿絵などを多く手がけられています。挿絵作品に、以下のものなどがあります。

低学年向け

  • 「森のちいさな三姉」シリーズ

中学年向け

  • 魔法の国の謎とき屋
  • へんくつさんのお茶会 おいしい山のパン屋さんの物語

高学年向け

  • 25センチの恋とヒミツ
  • ブレーメン通りのふたご
  • 「ぼくのまつり縫い」シリーズ
  • 妖精のスープ
  • おはなし日本文化 和食 ぼくらのお祝いごはん
  • 「カーテンコールはきみと」シリーズ

シリーズ一覧

「森のちいさな三姉妹」シリーズは 3冊 刊行されています。

  • 森ネコさんのおかしをどうぞ
  • はじめてのおたんじょう日!
  • ハロウィンで出会えた友だち

心に残ったことば

ミックンもカイルも素敵ですもの。大きさなんて気にしなくていい。

かたくなっているふたりの心には、今はどんなことばをかけてもひびかない。むしろことばをかけることで、よけいに苦しませることもあるって。

本を読んで、ひとこと

背の高さ・体の大きさは個性の一つ。それ以上に大切なことがある。

以上、『森のちいさな三姉妹 ハロウィンで出会えた友だち』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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