『麦ちゃんのめがね』のあらすじ・対象年齢紹介

『麦ちゃんのめがね』紹介 児童書

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハです。

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25分で読む!中学年~おすすめの児童書を紹介します。

主人公は、視力が落ちてめがねをかけることになった小学3年生の麦ちゃん。めがねをかけることで、今まで気づかなかった友だちに表情に気づきますよ。

本をおすすめしたい方

  • めがねをかけるのに不安を感じる お子さん
  • 友だちのいいところを探してほしい おやごさん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢(一人読み)3年生~
ふりがな簡単な漢字にはルビが振られていません。
文字の大きさ約3.5㎜
ページ数96ページ
読み聞かせ時間約25分(人により前後します)
ジャンル児童書(約1割のページに挿絵あり)
キーワード小学3年生 転校 離婚 カナブン 宇宙
出版社の紹介ページhttps://www.shinnihon-net.co.jp/child/product/9784406068970
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★☆

本のあらすじ

小学3年生の麦ちゃんは、視力が落ちてめがねをかけることになりました。たくさんのめがねから選んだのは、うすいすみれ色の丸いめがね。

学校にめがねを持っていきますが、なかなか勇気がでません。しかし、ある事件がきっかけでめがねをかけはじめました。

めがねを褒められたことをきっかけに、友美ちゃんと仲良くなりました。めがねをかけることで、今まで気づかなかった友だちの優しさや、新しい一面に出会いました。

麦ちゃんは、めがねをかけることでどんなことに気づいたのでしょうか?

おすすめポイント

麦ちゃんの個性的なクラスメートの話を読んで、虫・モアイ像・宇宙へと好奇心が広がります。また、両親の離婚・両親の不仲・転校など、子どもがどうしようもできないことに対して、気分を軽くしてくれる優しい気持ちが描かれています。

心に残ったひとこと

(両親が離婚して名字が変わった友だちに対して)おまえ、吉岡うららから遠藤うららに、チェンジしちゃったわけ?(中略)変身かよ。おれさ、けさ、みんみんぜみがないているのをはじめて聞いたわけ。すごいでしょ。遠藤うららに変身したのも、今日知ったわけ。おまえもすごくねえ。

私が感想文を書くなら…

  • めがねをかけるのは勇気がいるけど、新しい発見ができるのならかけてみたいと思いました。
  • 虫・宇宙・モアイゾウなど、好きなモノがそれぞれ違う人が集まることで、新しい発見ができて楽しい時間が生まれるのが素敵でした。

作者紹介

作者:最上 一平(もがみ いっぺい)さん

1957年、山形県生まれ。『銀のうさぎ』で日本児童文学者協会新人賞、『ぬくい山のきつね』で日本児童文学者協会賞・新美南吉児童文学賞など、受賞多数。小学生向けに以下の作品があります。

低学年向け

中学年向け

  • じゅげむの夏
  • ゆっくり大きくなればいい
  • ユッキーとともに
  • ブーちゃんの秋
  • 山の神の使い

高学年向け

  • ぬくい山のきつね
  • 銀のうさぎ
  • あらわれしもの
  • 山のかぼちゃ運動会
  • 広野の馬
  • ぐみ色の涙

絵:かつらこさん

1974年生まれ。名古屋芸術大学洋画科卒業。 造形作家として、陶芸、銅版画、お面、ガラス絵など立体作品の制作を続ける。 絵本作品に『かっぱたろうとさかなぶえ』(BL出版)『狂言えほん かたつむり』(文・内田麟太郎/ポプラ社)がある。

低学年向け

  • すすめ!近藤くん ( 作:最上 一平 )
  • ちょんまげくらのすけ( 作:最上 一平 )

中学年向け

  • ねこ探!ねこもしゃべれば事件にあたるの巻( 作:村上しいこ )

本を読んで、ひとこと

勇気を出して、一歩を踏み出そう!


以上、『麦ちゃんのめがね』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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