未来のロボットのはなし『たとえリセットされても』のあらすじ・対象年齢を紹介

『たとえリセットされても』紹介 児童書

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハです。

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・二児の母(2013年生 男・2016年生 男)
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40分で読む、中学年~おすすめの児童書を紹介します。

『たとえリセットされても』では、成績良好・運動神経抜群のちょっと不思議な小学4年生の女の子が描かれています。近未来にもしかしたら起こるかもしれない、人間とロボットの共存について考えさせられるおはなしです。

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本をおすすめしたい方

  • 友だちとの関係に悩んでいる お子さん
  • ロボットに興味がある お子さん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢( 一人読み )4年生~
※ 挿絵が少ないのでハードルは高めです
ふりがな簡単な漢字にはルビが振られていません。
文字の大きさ約4㎜
ページ数128ページ
ジャンル児童書( 約17ページに1回挿絵が出てきます )
キーワード小学4年生 未来 ロボット 運動会
出版社の紹介ページhttps://www.shinko-keirin.co.jp/bunken/book/9784580826229/
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★☆

本のあらすじ

愛は小学4年生です。春から新しい小学校に転校しました。新しい学校ではすぐに友だちができ、楽しく過ごしていました。成績がよく、運動神経も信じられないほどです。

運動会。愛はリレー選手に選ばれました。タイムは問題ないけど、フォームがおかしいと指摘され、動画を見せてもらうことにしました。いくつもの動画を見て、運動会本番には信じられない走りを見せました。そのスピードは、日本代表と変わらないほどで、医療用ロボットということがバレてしまいました。学校では混乱が起こります。

愛はこのまま小学校に通うことができるのでしょうか?
人間とロボットの友情は成立するのでしょうか?

おすすめポイント

ロボットは人のために存在するが、気持ちがあるかもしれない。人でもモノでも思いやる気持ちを持ちたいと思わせてくれる本です。

医療用ロボットの愛がお母さんの期待に応えるため、戸惑いながらも人として生活するすがたが痛々しく、読み進めるのが少しつらいですが、子どもたちが友だちのために悩み助けようとする姿が素敵な作品です。

作者紹介

作:森川 成美(もりかわ しげみ)さん

1957年東京生まれ 大分市で育つ。 一男二女の母。東京大学法学部卒業。 第18回小川未明文学賞優秀賞受賞 第43回日本児童文芸家協会賞受賞。小学生向けに、以下の作品があります。

低学年向け

  • おはなしSDGs エネルギーをみんなにそしてクリーンに 夢の発電って、なんだろう?
  • はじめてよむこわ~い話(1) あめあがりのかさおばけ
  • くものちゅいえこ
  • おはなしサイエンス 遺伝子工学 光るマウスが未来をかえる

中学年向け

  • フラフラデイズ
  • 最強戦国武将伝 豊臣秀吉
  • Violet キミョウな人(?)たち
  • 福島の花さかじいさん

高学年向け

  • 「アサギをよぶ声」シリーズ
  • てつほうの鳴る浜
  • マレスケの虹
  • 飛べ!遺伝子を超えて
  • さよ 十二歳の刺客
  • サンショウウオの歌が聞こえてくるよ 生物部
  • かわらばん屋の娘
  • ポーン・ロボット

絵:双森 文(ふたもり ふみ)さん

東京都在住。2021年7月よりフリーのイラストレーターとして活動。小学生向けに、以下の作品があります。

高学年向け

  • わたしと話したくないあの子(作:朝比奈 蓉子)
  • 「季節のスイーツ」シリーズ

双森 文さんのHPで素敵なイラストを見ることができます。

心にのこった、ことば

愛にいじわるしていた少女が最後に愛に伝えたことば。

大きくなりたくなくても、勝手に大きくなっちゃう。いつまでも小さい子ではいられない。ずっと遊んでいるわけにはいかないし、結果出さなきゃならないし、競争したくなくても、しなきゃならないし、がんばるって言いたくなくても、言わなきゃならない。大きくなったら何になるって、決めなきゃならないし…

本を読んで、ひとこと

ロボットと共存する未来、ロボットにも思いやりをもとう!

以上、未来のロボットのはなし『たとえリセットされても』のあらすじ・対象年齢を紹介の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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