ファンタジーの名作『霧のむこうのふしぎな町』あらすじ・対象年齢を紹介

『霧のむこうのふしぎな町』紹介 児童書

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハです。

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60分以上で読む! 高学年~おすすめの児童書を紹介します。

『霧のむこうのふしぎな町』は、『千と千尋の神隠し』に影響を与えたとされる不朽の名作です。小学6年生の少女が、父親のすすめで夏休みの間不思議な町に滞在します。「働くざるもの食うべからず」と言われ、いろんなところで働き 個性的な人と接することで、成長する姿が描かれていますよ。『霧のむこうのふしぎな町』は、Audible で聴くことができます。

本をおすすめしたい方

  • 不思議な話が好きな おやごさん
  • 想像力を広げて欲しい お子さん

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢5年生~
ふりがな漢数字以外、ルビが振られています。
ページ数216ページ
読み聞かせ時間2~3時間(人により前後します)
ジャンル児童文庫
キーワード冒険 小学6年生 傘 夏休み
出版社の紹介ページhttps://www.kodansha.co.jp/book/products/0000146130
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

あらすじ

リナは小学6年生です。夏休みは毎年長野のおばあちゃんの家に遊びに行っていましたが、今年は父親のすすめで霧の谷の町へ行くことになりました。静岡から 東京と仙台で2回乗り返して、無事 目的の駅にたどりついたものの、お迎えが来ていません。警察官に「銀山村」ではないかと言われますが、そこまではバスがなく、歩いていくしかないといいます。

霧の谷の森を抜けると、赤やクリーム色の洋館が立ち並ぶ、きれいでどこか風変わりな町が現れました。リナは「働くざるもの食うべからず」と言われ、滞在中 アルバイトをするよう言われます。

リナはどんな人々と出会い、どんな仕事をするのでしょうか?

作者紹介

作者:柏葉 幸子(かしわば さちこ)さん

岩手県花巻市出身。東北薬科大学卒業。小学生向け作品に、以下のモノがあります。

低学年向け

中学年 向け

  • 人魚姫の町
  • 「魔女が相棒?」シリーズ
  • ぼくと母さんのキャラバン
  • ぼくんちの海賊トレジャ
  • ドールハウスはおばけがいっぱい
  • 「おばけ美術館」シリーズ
  • 「ラ・モネッタちゃん」シリーズ
  • ざしきわらし一郎太の修学旅行
  • おつかいまなんかじゃありません

高学年 向け

  • つづきの図書館
  • 大おばさんの不思議なレシピ
  • 天井うらのふしぎな友だち
  • 地下室からのふしぎな旅
  • 牡丹さんの不思議な毎日
  • 帰命寺横丁の夏
  • 岬のマヨイガ
  • 魔女モティ
  • 涙倉の夢
  • バク夢姫のご学友
  • 湖の国
  • りんご畑の特別列車
  • ミラクル・ファミリー
  • ドードー鳥の小間使い
  • とび丸竜の案内人
  • 「ぐうたら魔女ホーライ」シリーズ
  • 「竜が呼んだ娘」シリーズ

わが家では、『ハカバ・トラベル えいぎょうちゅう』や、『こやぶ医院は、なんでも科』『かいとうドチドチどろぼうコンテスト』『ピーポポ・パトロール』シリーズが人気でした。

絵:杉田 比呂美(すぎた ひろみ)さん

1959年、東京生まれ。わが家では、絵本『ぼくのかさ』『くるくるりん』『うちわ ぱたぱた』にお世話になりました。小学生向けの挿絵作品に、以下のものがあります。

低学年 向け

高学年 向け

  • 木かげの秘密(作:浅野 竜)
  • 宇宙犬ハッチー(作:かわせ ひろし)
  • 12月の夏休み(作:川端 裕人)
  • 時間割のむこうがわ(作:小浜 ユリ)
  • 霧のむこうのふしぎな町(作:柏葉 幸子)
  • 地下室からのふしぎな旅(作:柏葉 幸子)
  • 天井うらのふしぎな友だち(作:柏葉 幸子)
  • 宇宙のみなしご( 作:森 絵都 )

私が感想文を書くなら…

  • 小学6年生で 乗り継ぎをしての一人旅して、カッコいいと思いました。また、お迎えがきていない、どうやって行けばいいかわからない、というピンチに陥っても 落ち着いている姿は見習いたいと思いました。
  • 「働かざる者、食うべからず」と言われても自信をもって働けるように、得意なことを探したいなと思いました。
  • 本を1冊プレゼントしてくれると言われ、自分の欲しい本ではなく オウムのバカメのために選んだリナは素敵だと思いました。

本を読んでひとこと

どうせ働くなら、だれかを幸せにする仕事をしよう。
人との出会いを大切にしよう!

以上、『霧のむこうのふしぎな町』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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