60分以上で読む『シニカル探偵　安土真』レビュー

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こんにちは、読み聞かせ大好きナノハです。

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・二児の母（2013年生男・2016年生男）
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1時間以上で読む児童書を紹介します。

「シニカル探偵　安土真」シリーズは、個性的な小学5年生が放課後カイケツ団を結成し、事件を解決するおはなしシリーズです。

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1巻では、放課後カイケツ団の結成秘話を紹介。さらに、老犬が急に体調不良になった謎を解決しますよ。

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作者紹介
1. 作者：齊藤飛鳥（さいとうあすか）さん
2. イラスト：十々夜（ととや）さんです。
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本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢	（一人読み）4年生～
ふりがな	簡単な漢字にはルビが振られていません。
文字の大きさ	約3㎜
ページ数	168ページ
読み聞かせ時間	60分以上（推理時間をのぞきます。人により前後します）
ジャンル	児童書（10分の1くらいのページに挿絵があります。）
構成	3章（ ①殺本事件、②放課後カイケツ団、③誰が殺そうとした　犬のロビン？）
出版社の紹介HP	https://www.kokudosha.co.jp/search/info.php?isbn=9784337043114
キーワード	探偵　小学5年生　個性　宗教
おすすめ度	★★★★★
子どもウケ	★★★★★

本のあらすじ

小学5年生の渡辺さくらは、生まれながらに破壊的な疫病神体質をもっています。自分に関わった人が続々とトラブルに巻き込まれていくため、何度も転校を繰り返しています。家族仲もかんばしくなく、母は新興宗教にはまり父は現実逃避をしています。

渡辺さくらは不幸な人を増やしたくないため、友だちを作らないことに決めました。18校目の転校先の学校でも隠れ家を求めて歩き回っていました。

図書室の閲覧室で素敵な部屋を見つけたのもつかの間。「探偵事務所」と書いたボール紙をもった安土真に出て行ってくれと言われてしまいます。安土真は性格が悪いものの、事件を解決してしまいました。そして、「放課後カイケツ団」を結成することを決め、渡辺さくらを「放課後カイケツ団」に引き込みます。

いるだけでトラブルを招き、まわりを不幸にしていく少女・渡辺さくらは、野生的な戦闘能力の最強ボディーガード・熊本歌樹、正確無比なニュースを収集提供する情報屋・伏見久美穂、相手を茶化し、冷やかし、ばかにしながら真犯人をあぶり出す敏腕探偵・安土真と一緒にいることで、自分の居場所を見つけることができるのでしょうか？