【色覚多様性について学ぶ絵本】いろいろ 色覚と進化のひみつ

『いろいろ 色覚と進化のひみつ』紹介 絵本

こんにちは、読み聞かせ大好き ナノハです。

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低学年~ おすすめの 絵本を紹介します。

うちの次男は色覚多様性の一人です。テレビで色覚多様性の特集を見たこと、祖父が色覚多様性だったので、遺伝している可能性があること、いとこが色覚多様性だったこともあり、2歳くらいから「もしかしたら?」と疑問を持ち始め、4歳のときに確信することができました。

公園の遊具を見て赤と緑を混同していること、自作のボードゲームで色を認識できず毎回「これは緑?これは紫?」と確認することで確信しました。

「色覚障害」「色覚異常」「色盲」「色弱」など、差別的用語が多く、言い方に悩んだ時期があるのですが、今は「色覚多様性」というんですね。この絵本を読むと納得の言い方です。

『いろいろ 色覚と進化のひみつ』は、色の見え方も個性と捉えることが、社会に浸透する手助けをしてくれる絵本です。

忙しい保護者の方には、Audible がおすすめです。

↓ 小中学生の子育てのヒントが詰まった本です。

本をおすすめしたい方

  • 色覚多様性について知りたい お子さん

↓ 課題図書にもなっている、こちらもおすすめ!

本の難易度

当サイトおすすめの対象年齢( 読み聞かせ )年中~
( 一人読み )小学1年生~
ふりがなすべての漢字にルビが振られています。
ページ数40ページ オールカラー
ジャンル絵本
キーワード色 進化
出版社の紹介ページhttps://cocreco.kodansha.co.jp/move/published_list/kagakuehon/0000385422
おすすめ度★★★★★
子どもウケ★★★★★

本で学べること

色覚の進化と多様性を探る絵本です。

  • 色の見え方が違うことで、得意な分野が違うこと
  • 色が見え方は生き物によって違うこと( ねこの色の見え方・ミツバチの色の見え方を例にあげています )
  • 年齢によって見え方が変わってくること
  • 恐竜時代からの進化の過程
  • 「進化型」の人が得意な見え方
  • 「進化型」の人が多い地域
  • 「進化型」の人が見やすいようにする工夫

信号は「赤」と「緑」なので、どうやって見分けてるのかずっと疑問だったので色覚多様性の息子に聴いてみたのですが、「歩いている人」と「止まっている人」の絵で見分けているそうです。

色覚多様性の人がどのように見えているのか紹介されていてよく分かりました。色の濃淡で見分けている部分が多く、おもしろいなぁと思いました。うちの息子は赤と緑、グレーとピンク、緑と茶色、青と紫の見分けが難しいときが多いです。

作者紹介

作者:川端 裕人(かわばた ひろと)さん

1964年7月26日 兵庫県明石市に生まれ。千葉県千葉市で育ち。千葉市立千葉高等学校、東京大学教養学部卒業。小学生向けに以下の作品があります。

中学年向け

高学年向け

絵:中垣 ゆたか( なかがき ゆたか )さん

1977 年北九州市小倉生まれ。 東京都町田市在住。帝京大学経済学部卒業。 群衆の描写を得意とするイラストレーターさんです。絵さがしが楽しい絵本をたくさん刊行されています。わが家では、『うさおとかめきちの マラソンたいかい』『にんじゃなんにんじゃ』を楽しみました。

本を読んでひとこと

人によって色の見え方が違う!
それぞれ、得意な見え方が違う!

以上、『いろいろ 色覚と進化のひみつ』の紹介でした。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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